pyca/cryptographyの使い方
概要
pyca/cryptographyは簡単に暗号処理を実現できる「The recipes layer」と暗号の詳細仕様を理解している前提で利用する「The hazardous materials layer」の2つのレイヤーに分かれています。
「The hazardous materials layer」は危険なレイヤーというわけではないのですが,できるだけ簡単な「The recipes layer」を使うことを推奨しているのでしょうね。
The recipes layer
暗号処理を簡単に実現できます。「The recipes layer」には共通鍵暗号を利用するFernetと証明書を利用するX.509の2種類があります。
ただし,「The recipes layer」には,秘密鍵を利用した署名などの機能がないので,RSA署名などを実行したい場合は「The hazardous materials layer」を利用する必要があります。
- Fernet
共通鍵暗号を使った暗号処理を実現する。暗号アルゴリズムはAES128ビットCBCモード,HMACはSHA256です。 - X.509
公開鍵暗号方式で利用される証明書の規格であるX.509に準拠した証明書を利用する処理を実現する。