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CVE-2026-87902 の詳細

CVEの情報

説明:
An unauthenticated attacker can make `get_page_template()` page-template resolution include a chosen readable local `.php` file outside the active theme directories. If relevant pre-conditions for both the server and the active theme are met, this can lead to RCE.

CVE更新日: 2026-09-22 17:17:28.310000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.1

KEVの情報

KEV更新日: 2026-09-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.399790000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2026-87902について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2026-87902は、WordPress Coreにおける認証不要のパス・トラバーサルおよびローカルPHPファイル・インクルージョン(LFI)の深刻な脆弱性です。この脆弱性は、WordPressのページテンプレート解決機能であるget_page_template()関数に存在します。通常、WordPressはPHPテンプレートファイルをアクティブなテーマ内の特定のフォルダからのみロードしますが、この脆弱性により、攻撃者は認証なしに任意のPHPファイルを読み込むリクエストを細工することが可能となります。特定のサーバーおよびテーマ構成の前提条件が満たされる場合、リモートコード実行(RCE)につながる可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者がウェブサーバー上で任意のコードを実行できるようになり、サイトの完全な侵害、データの盗難、ランサムウェアの展開などにつながる可能性があります。攻撃は認証なしで可能であり、ユーザーの操作も必要ありません。

1.2 深刻度

CVE-2026-87902は、CVSS v4.0スコア9.2の「Critical(緊急)」と評価されています。これは、攻撃の複雑性が低く、権限が不要で、ユーザー操作も必要ない一方で、最大の攻撃効果を得るためには追加の攻撃要件が存在することを示しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンではなく、WordPressが動作するサーバー環境が影響を受けます。RCEに繋がるためには、特定のPHPサーバー構成が必要です。

2.2 影響を受ける設定

  • 影響を受けるWordPressバージョン: WordPress Coreバージョン4.7.0から7.1.1までのすべてのバージョンが脆弱です。
  • RCEにつながるサーバーおよびテーマの前提条件:
    • アクティブな親テーマまたは子テーマに、「page-」で始まるトップレベルのディレクトリ(例: page-templates)が含まれていること。
    • サーバーに、インクルードされたときに悪用可能な、読み取り可能なローカルPHPファイル(例: pearcmd.php)が存在すること。
    • 特にpearcmd.phpの悪用の場合、PHPがregister_argc_argvを有効にして実行されていること(公式PHP DockerイメージやPHP 8.5より古いcPanel設定ではデフォルトで有効)。

3. 影響を受けた時の兆候

  • サーバーログに、不審なPHPファイル名やIPアドレスが見られる場合。
  • ウェブルートやアップロードディレクトリに、予期せぬPHPファイルが存在する場合。
  • 最近変更されたファイルの中に、通常では見られないファイルがある場合。
  • 異常な管理者ユーザーが作成されている場合。
  • ログに、pagenameパラメーターとpage_idパラメーターが組み合わされた二重エンコードされたトラバーサル(..%2F..%2Fなど)が見られる場合。
  • 攻撃が進んだ場合、/tmpおよび/var/tmpディレクトリにペイロードがドロップされている場合。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • WordPress Coreの即時アップデート: WordPress Coreをバージョン7.1.2、またはお使いのブランチに対応するセキュリティバックポートバージョンにただちに更新してください。これが最も直接的で信頼性の高い緩和策です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • WAF(Web Application Firewall)ルールの適用: 必要に応じて、WAFルールを適用して悪意のあるリクエストをブロックします。例えば、Imunify360 WAFではCVE-2026-87902に対する仮想パッチルール(WPT-3057)が用意されています。
  • ログとディレクトリの徹底的な検査: サーバーログと一時ディレクトリ(/tmp、/var/tmpなど)を徹底的に調査し、不審なアクティビティや不正なファイルがないかを確認してください。
  • パラメータのブロック: 緊急措置として、特定のパラメータをブロックする設定を適用することも有効です。
  • CMSセキュリティの強化: 脆弱性を発見した研究者によって提案されている追加のCMSセキュリティ強化策も補完的に実施することが推奨されますが、これはパッチの代わりにはなりません。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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