CVE-2026-85706 の詳細
CVEの情報
説明:
GitLab has remediated an issue in GitLab CE/EE affecting all versions from 18.7 before 19.1.8, 19.2 before 19.2.6, and 19.3 before 19.3.2 that, under certain conditions, an unauthenticated user could have read arbitrary files from the GitLab server due to improper path confinement and missing authentication enforcement in the repository commits API.
CVE更新日: 2026-09-12 03:16:30.473000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 10.0
KEVの情報
KEV更新日: 2026-09-11
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.929560000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2026-85706に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2026-85706は、GitLab Community Edition (CE) および Enterprise Edition (EE) に影響を与える重大なパス・トラバーサル脆弱性です。この脆弱性は、認証されていない攻撃者が影響を受けるサーバーから任意のファイルを読み取ることができるというものです。
1.1 影響 攻撃者は認証なしに、GitLabサーバー上の設定ファイル、クレデンシャル、シークレット、ログ、SSHキー、データベースの認証情報、デプロイトークン、CI/CD変数など、GitLabサービスがアクセス可能な任意の機密ファイルを読み取ることができます。 これにより、GitLabインスタンスの完全な侵害、サプライチェーン攻撃、クラウドへの不正アクセス、または被害者ネットワーク内の横移動につながる可能性があります。
1.2 深刻度 この脆弱性のCVSSv3.1スコアは10.0(Critical)であり、最高レベルの深刻度と評価されています。 開示後すぐに活発な悪用が観測されており、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログにも追加されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性は特定のOSバージョンではなく、GitLab CE/EEの特定のバージョンに影響を与えます。
バージョン18.xまたは19.0.xには直接のパッチが提供されておらず、ユーザーは少なくとも19.1.8にアップグレードする必要があります。 GitLab.comおよびGitLab Dedicatedは、開示時点で既にパッチが適用されているため、この脆弱性の影響を受けません。 影響を受けるのはセルフマネージドのGitLabインスタンスです。
2.2 影響を受ける設定 脆弱性はGitLabのrepository commits APIに存在します。 悪用には、GitLabインスタンス上に少なくとも1つの公開プロジェクトがあり、リポジトリへのアクセスが有効になっている必要があります。
3. 影響を受けた時の兆候
影響を受けた場合の兆候としては、以下のようなものが挙げられます。
/api/v4/projects/{id}/repository/commits/のURIに対して、file.pathパラメータを含む不審なHTTP POSTリクエストが、通常の想定されるリポジトリパス以外のファイルパスを参照している場合。4. 推奨対策
4.1 本対策 * 直ちにパッチを適用してください。 影響を受けるセルフマネージドのGitLabインスタンスを以下のバージョンにアップグレードしてください。 * 19.1.8 以降 * 19.2.6 以降 * 19.3.2 以降 * このパッチにはデータベースの移行が含まれます。シングルノードのインストールではダウンタイムが発生しますが、マルチノードの展開ではGitLabのゼロダウンタイムアップグレード手順を使用できます。
4.2 暫定回避策(緩和策) 直ちにパッチを適用できない場合、以下の暫定的な緩和策を講じることができます。
他に解説すべき観点
参照したサイト