CVE-2026-85102 の詳細
CVEの情報
説明:
Improper certificate trust validation during VPN negotiation in Check Point Quantum Security Gateway may allow an unauthenticated remote attacker to execute arbitrary code on the Gateway.
CVE更新日: 2026-09-09 13:20:43.793000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2026-09-22
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.504000000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2026-85102は、Check Point Quantum Security Gatewayにおけるリモートコード実行の脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
CVE-2026-85102は、Check Point Quantum Security GatewayのVPNネゴシエーション時の不適切な証明書信頼検証(CWE-295)に起因する脆弱性です。認証されていないリモートの攻撃者が、この脆弱性を悪用して影響を受けるゲートウェイ上で任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性は、VPNトンネルの確立中に発生する証明書検証の欠陥であり、ゲートウェイがピアから提示された証明書の信頼チェーンを正しく検証しないために生じます。攻撃者は、ゲートウェイが信頼すると受け入れるような細工された証明書を提示できます。ネゴシエーションが攻撃者によって制御されるデータで動作するコードパスに達すると、実行フローがリダイレクトされ、ゲートウェイホスト上で任意のコードが実行される可能性があります。脆弱なコードは認証完了前に実行されるため、悪用には有効な資格情報やユーザー操作は必要ありません。
1.1 影響
成功した場合、攻撃者はネットワーク境界に位置するゲートウェイ上で特権的な足場を獲得できます。これにより、攻撃者は初期アクセス権を取得し、その後、侵害されたゲートウェイを介して特権を昇格させ、ネットワークインフラ内で横方向に移動し、VPNやプロキシを使用してコマンド&コントロールチャネルを確立し、侵害されたVPNトンネルを介して機密データを持ち出し、重要なネットワークインフラの運用を妨害する可能性があります。
1.2 深刻度
CISAは、この脆弱性を「既知の悪用された脆弱性」カタログに追加しており、9月25日までの修正期限を義務付けています。 Check Pointは、この脆弱性が積極的に悪用されていることを確認しており、これはその深刻度が高いことを示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Check Point Quantum Security Gatewayの以下のバージョンが影響を受けます。 * R81.20 * R82 * R82.10 * R81.10 * Sparkファイアウォール
2.2 影響を受ける設定
不明
3. 影響を受けた時の兆候
以下の兆候が確認される可能性があります。 * ゲートウェイサービスの再起動やクラッシュの直前に、見慣れない送信元アドレスからの予期しないVPNネゴシエーション試行。 * ゲートウェイ上のVPNデーモンによって、新規または未知のプロセスが起動される。 * ゲートウェイ管理プレーンから見慣れないホストへの外部接続。 * ゲートウェイ上での設定変更、新しい管理者アカウントの作成、または認証ルールの変更。 * 攻撃者は、CN=vpn,OU=users,O=globalのようなサブジェクトを持つ細工された証明書を使用します。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Check Pointは、以下の修正プログラムのインストールを推奨しています。 * サポートされているR81.20、R82、またはR82.10ゲートウェイにCheck Point LivePatch Take 26をインストールする。 * 以下のJumbo Hotfixをインストールする。 * R81.20 Take 166 以降 * R82 Take 126 以降 * R82.10 Take 44 以降 * R81.10 Take 190 以降 * SparkファイアウォールをR82.00.10 Build 2325以降、またはR81.10.17 Build 4968以降に更新する。
LivePatchがアクティブであるかを確認するには、エキスパートモードでSecurity Gateway上で
cpinfo -y CPupdatesコマンドを実行することが推奨されます。4.2 暫定回避策(緩和策)
検索結果からは、特定の暫定回避策(緩和策)については明確に言及されていません。
他に解説すべき観点
この脆弱性は、CVE-2026-93616という別の脆弱性と同時に積極的に悪用されていることが確認されています。CVE-2026-93616は、Check Point Security Managementに影響を与える認証前のパス・トラバーサル脆弱性で、スクリプトの実行やJavaクラスのロードを可能にします。
参照したサイト