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CVE-2026-8452 の詳細

CVEの情報

説明:
Memory overflow vulnerability NetScaler ADC and NetScaler Gateway leading to unpredictable or erroneous behavior and Denial of Service if the appliance is configured as a Gateway (SSL VPN, ICA Proxy, CVPN, RDP Proxy) or AAA virtual server

CVE更新日: 2026-06-30 13:19:33.450000

CVSSバージョン: 4.0

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2026-08-26

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.010110000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: low

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2026-8452に関する調査結果を以下にまとめます。

1. 脆弱性の概要

CVE-2026-8452は、Citrix NetScaler Application Delivery Controller (ADC) およびNetScaler Gatewayアプライアンスに影響を与えるメモリオーバーフローの脆弱性(CWE-119)です。当初は予測不能な動作やサービス拒否(DoS)の状態を引き起こすものとして説明されていましたが、その後、認証なしのリモートコード実行(RCE)が可能であることが判明し、活発な悪用が確認されています。この脆弱性は、認証やユーザーの操作なしに、ネットワーク経由で悪用される可能性があります。

根本原因は、SAMLの署名検証中にNetScalerがSAML SignedInfo要素を正規化する方法にあります。アプライアンスがSAMLサービスプロバイダーまたはIDプロバイダーとして設定されている場合(フェデレーションされたGatewayおよびAAA認証で使用される展開モード)、SAMLメッセージのInclusiveNamespaces要素のPrefixList属性からの攻撃者制御データを、データが収まるかどうかの検証なしに固定サイズのグローバルバッファにコピーすることで、ヒープメモリオーバーフローが発生します。

1.1 影響

  • 初期報告: サービス拒否(DoS)、予測不能なまたは誤ったシステム動作、隣接するメモリ構造の破損。
  • その後の確認: 認証なしでのroot権限でのリモートコード実行(RCE)。
  • サービス中断、機密データ漏洩の可能性。
  • CVSS 4.0の評価では、機密性への影響(VC:H)と可用性への影響(VA:H)が高く、完全性への影響(VI:L)が低いとされています。

1.2 深刻度

  • CVSS v4.0 基本スコア: 8.8 (HIGH)。
  • NVDではCVSS v3.1スコアとして9.8が早期に示され、初期の深刻度評価には意見の相違があったことが示唆されています。
  • CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性カタログ(KEV Catalog)に追加されており、積極的に悪用されていること、および重大なリスクがあることを示しています。

2. 対象となる環境

  • Citrix NetScaler Application Delivery Controller (ADC)(FIPSおよびNDcPPエディションを含む)。
  • Citrix NetScaler Gateway。

重要: アプライアンスがGateway(SSL VPN、ICA Proxy、CVPN、RDP Proxy)またはAAA仮想サーバーとして構成されている場合にのみ影響を受けます。これらの仮想サーバーを使用せずに純粋にロードバランサーとして使用されているアプライアンスは、この特定の脆弱性の影響を受けません。

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • NetScaler ADC 14.1 (14.1-72.61より前)
  • NetScaler ADC 13.1 (13.1-63.18より前)
  • NetScaler ADC 14.1 FIPS (14.1-72.61より前)
  • NetScaler ADC 13.1 FIPS and NDcPP (13.1-37.272より前)
  • NetScaler Gateway 14.1 (14.1-72.61より前)
  • NetScaler Gateway 13.1 (13.1-63.18より前)

2.2 影響を受ける設定

  • アプライアンスがGateway(SSL VPN、ICA Proxy、CVPN、RDP Proxy)として構成されている場合。
  • アプライアンスがAAA仮想サーバーとして構成されている場合。
  • これには、SAMLサービスプロバイダーまたはIDプロバイダーとしての展開も含まれます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • GatewayまたはAAA対応のアプライアンスで、NetScaler Packet Engine (nsppe) プロセスが予期せず再起動またはクラッシュする。
  • SSL VPN、ICA Proxy、CVPN、RDP Proxy、またはAAA仮想サーバーのエンドポイントが、対応する設定変更なしに突然利用できなくなる。
  • 異常なインバウンドトラフィックに続いて、NetScalerアプライアンスの/var/core/ディレクトリにコアダンプファイルが生成される。
  • アクセスログに、Gateway仮想サーバーのIPアドレスをターゲットとした形式が不正またはサイズの大きいHTTP/TLSリクエストが見られる。
  • 侵害されたNetScalerアプライアンス上でウェブシェルや探索活動の証拠が見られる(積極的な悪用による)。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • 影響を受けるNetScalerインスタンスを、修正が含まれるリリースとビルドにアップグレードする。
  • Citrixサポート記事CTX696604が参照されています。
  • NetScaler Consoleを使用してアップグレードジョブを作成することも可能です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 即座のパッチ適用が困難な場合は、信頼できないネットワークからのGatewayおよびAAA仮想サーバーインターフェースへのネットワークアクセスを制限する。
  • CISAのガイダンスに従い、緩和策が利用できない場合は製品の使用を中止する。

他に解説すべき観点

  • この脆弱性は、2026年6月30日に公開されました。
  • CISAの既知の悪用されている脆弱性カタログ(KEV Catalog)に追加されており、この脆弱性が活発に悪用されていることが示されています。

参照サイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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