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CVE-2026-67279 の詳細

CVEの情報

説明:
RouterOS SSH enters the connection protocol after a client-requested rekey even though user authentication was never attempted, allowing an unauthenticated client to open a session channel and send an exec request. On affected builds the server dispatches the command, enabling unauthenticated creation, overwrite, and reconstruction of files in the RouterOS managed file namespace, including support files containing configuration and diagnostic data.This issue was fixed in versions: 6.49.21 (Long-term), 7.23.4 (Long-term) and 7.24.2 (Stable)

CVE更新日: 2026-09-05 20:17:18.390000

CVSSバージョン: 4.0

CVSSスコア: 6.9

KEVの情報

KEV更新日: 2026-09-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.010270000

EPSS更新日: 2026-10-15 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: low

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2026-67279に関する調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2026-67279は、MikroTik RouterOSのSSHサーバーにおける認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性は、クライアントがキー再交換を要求した際に、ユーザー認証が完了していないにもかかわらず、サーバーがSSH接続プロトコルフェーズに移行してしまうことによって発生します。これにより、認証されていないリモートクライアントがセッションチャネルを開き、「exec」要求を送信できるようになります。

この脆弱性は、MikroTik RouterOSのログインプロセスにおける引数インジェクションの脆弱性であるCVE-2026-86060と組み合わせることで、「MikroTrick」として知られる攻撃チェーンの一部となり、認証なしに完全な管理権限を奪取される可能性があります。

1.1 影響

  • 認証されていないクライアントがSSHセッションチャネルを開き、execリクエストを送信できる可能性があります。
  • これにより、RouterOSの管理ファイル名前空間(設定ファイルや診断データを含むサポートファイルなど)内で、認証なしにファイルの作成、上書き、および再構築が可能になります。
  • CVE-2026-86060と組み合わせられた場合、認証なしでシステムに対する完全な管理アクセスが奪取されるおそれがあります。

1.2 深刻度

  • CVSS v4.0 スコア: 6.9 (MEDIUM)
  • CISAはこれを中程度の深刻度と分類していますが、SSHサービスがインターネットに公開されている場合、高いリスクを伴う攻撃チェーンの一部として悪用されることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • 製品: MikroTik RouterOS
  • 影響を受けるバージョン:
    • RouterOS 6.x: 6.49.21より前のすべてのバージョン
    • RouterOS 7.x Long-Term: 7.0.0から7.23.4より前のすべてのバージョン
    • RouterOS 7.x Stable: 7.24より前のすべてのバージョン (7.24.2を除く)

2.2 影響を受ける設定

  • SSHサービスがインターネットまたは信頼されていないWANからアクセス可能である場合、この脆弱性によるリスクが増大します。
  • MikroTik RouterOSのデフォルト設定ではSSHはインターネットからブロックされていますが、SSHが手動でインターネットに公開されている場合に特に影響を受けやすくなります。

3. 影響を受けた時の兆候

以下の兆候が見られる場合があります。

  • 管理者セッションを伴わない、サポートファイル(例: .rif, supout.rif)やRouterOS管理ファイル名前空間下のファイルの予期せぬ作成、変更、または再出現。
  • 不明な送信元アドレスからのSSHセッションが確立され、キー再交換やチャネルオープンを行うものの、ルーターログに成功した認証イベントが記録されない。
  • 正規の変更プロセスによってデプロイされていない設定の変更、新しいスクリプト、スケジューラーエントリ、またはエクスポートファイルの存在。
  • ログに「user -2」によるログイン失敗のエントリがあり、その後に同じセッション内でopsアカウントの作成が見られる場合、CVE-2026-86060との複合攻撃の兆候である可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

すべてのRouterOSデバイスを以下のいずれかのバージョンに直ちにアップグレードしてください。

  • 6.49.21 (Long-term) 以降
  • 7.23.4 (Long-term) 以降
  • 7.24.2 (Stable) 以降

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • SSHアクセスを管理ネットワークのみに制限するファイアウォールルールおよびアドレスリストをルーター自体に適用してください。
  • 信頼できないネットワークからのSSH、WWW/WWW-SSL、および帯域幅テスト (btest) サービスへのアクセスを制限してください。
  • パッチ適用後、資格情報、APIトークン、およびエクスポートされたサポートファイルや設定ファイルに含まれている可能性のあるシークレットをローテーションしてください。
  • 管理にはVPN(例:WireGuard)の使用を強く推奨します。
  • パッチが適用されていないデバイスの組み込みSSHクライアントを信頼できないホストに対して使用しないでください。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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