CVE-2026-65400 の詳細
CVEの情報
説明:
An authentication issue was addressed with improved state management. This issue is fixed in macOS Sequoia 15.7.9, macOS Sonoma 14.8.9, macOS Tahoe 26.6.1. An attacker on the network may be able to authenticate to Screen Sharing without valid credentials.
CVE更新日: 2026-08-06 22:18:14.533000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2026-08-18
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.017230000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2026-65400は、macOSの画面共有(Screen Sharing)機能における認証バイパスの脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
CVE-2026-65400は、macOSの画面共有サービス(
screensharingdデーモンによって実装され、TCPポート5900を使用)に存在する認証の脆弱性です。これは、認証プロセスの状態管理の不備に起因し、攻撃者が有効な資格情報なしに画面共有に認証することを可能にします。この脆弱性は、認証前(pre-authentication)の段階で発生するため、有効なmacOSアカウント、許可された画面共有ユーザー、またはレガシーVNCパスワードは必要ありません。1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者は認証なしで画面共有にアクセスし、システムに対する不正なリモートアクセスが可能になります。これにより、データの露出や改変、マルウェアのインストール(Moneroクリプトマイニングマルウェアのインストールが確認されています)、および影響を受けるシステムの完全な侵害(rootレベルのアクセス)につながる可能性があります。また、公に公開された技術分析では、認証されていないファイルアクセスやリモートコード実行 (RCE) への経路が示されています。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「クリティカル」と評価されており、CVSSスコアは9.8(Critical)です。米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログにも追加されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のmacOSバージョンが影響を受けます。
macOS Ventura以前のバージョンには修正がリリースされておらず、サポートされているバージョンにアップグレードするか、画面共有を無効にして隔離する必要があります。
2.2 影響を受ける設定
3. 影響を受けた時の兆候
以下の兆候は、システムが侵害されている可能性を示します。
topコマンドで、sysmondなどの正規に見えるAppleプロセスが数百パーセントのCPUを使用している場合)。c3poolが含まれる場合)。/private/var/root/.config/にある隠しバイナリやログなど、予期しないファイル。/Library/LaunchDaemons/にある予期しない起動項目(例:com.xmr.miner.plistやcom.navi.*.plistという名前のファイル)。pfルール)。4. 推奨対策
4.1 本対策
直ちにmacOSを以下のパッチ適用済みバージョンにアップデートしてください。
アップデート完了後、インストールされたmacOSバージョンを確認し、自動アップデートが正常に適用されたと仮定しないようにしてください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
即座にパッチ適用が困難な場合にのみ実施してください。
参照したサイト