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CVE-2026-34910 の詳細

CVEの情報

説明:
A malicious actor with access to the network could exploit an Improper Input Validation vulnerability found in UniFi OS devices to execute a Command Injection.

CVE更新日: 2026-05-22 02:16:34.527000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 10.0

KEVの情報

KEV更新日: 2026-06-23

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.785550000

EPSS更新日: 2026-07-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2026-34910について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

1.1 概要

CVE-2026-34910は、Ubiquiti社製UniFi OSデバイスに存在するコマンドインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、不適切な入力検証(CWE-20)に起因しており、ネットワークに公開された機能、特にpackage-updateサービス内のpkg_nameパラメータに影響を与えます。認証されていない攻撃者がネットワーク経由で脆弱なデバイスにアクセスし、OSコマンドを挿入して実行することが可能です。この脆弱性は、多くの場合、CVE-2026-34908(不適切なアクセス制御)およびCVE-2026-34909(パストラバーサル)と組み合わされて、完全なシステム侵害に至ります。

1.2 影響

本脆弱性が悪用されると、デバイスが完全に侵害される可能性があります。これにより、管理ネットワーク全体への水平移動、データ窃盗、ランサムウェアの展開、運用停止、認証情報、構成データ、接続デバイスのログなどの機密情報の漏洩につながるおそれがあります。

1.3 深刻度

この脆弱性の深刻度は「Critical(緊急)」と評価されており、CVSS 3.1のベーススコアは最大値の10.0です。 また、この脆弱性はすでに実世界で積極的に悪用されており、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Ubiquiti社の「Security Advisory Bulletin 064」で提供されている修正済みファームウェアよりも前のすべてのUniFi OSバージョンが影響を受けます。具体的には以下のバージョンが影響対象です。

  • UniFi OS Server バージョン 5.0.6 およびそれ以前 (5.0.8以降で修正)
  • UCG-Industrial (Version 5.0.13 およびそれ以前) (5.1.12以降で修正)
  • UDM, UDM-Pro, UDM-SE, UDM-Pro-Max, EFG, UDW, UDR, UDR7, Express 7, UNVR, UNVR-Pro, UNVR-Instant, ENVR, UCG-Ultra, UCG-Max, UCG-Fiber (Version 5.0.16 およびそれ以前) (5.1.12以降で修正)
  • UDR-5G, ENVR-Core, UCKP, UCK, UCK-Enterprise (5.1.12以降で修正)
  • UNVR-G2, UNVR-G2-Pro (5.1.12以降で修正)
  • UNAS-2, UNAS-4, UNAS-Pro, UNAS-Pro-4, UNAS-Pro-8 (5.1.10以降で修正)
  • UDM-Beast (5.1.11以降で修正)

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、UniFi OSのネットワークに公開された機能、特にpackage-updateサービスに存在します。 悪用されるために特定の特別な設定は必要なく、デバイスがオンラインでネットワークからアクセス可能であれば影響を受ける可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

以下の兆候が見られる場合があります。

  • UniFi OSサービスバイナリ(例: /bin/sh/bin/bash)によって予期せぬ子プロセスが生成される。
  • UniFiデバイスから、不明な外部ホストやコマンド&コントロール(C2)インフラへのアウトバウンドネットワーク接続。
  • /etc/rc.local、cronディレクトリ、またはUniFi設定パスなどの永続化場所に新しいファイルまたは変更されたファイルが存在する。
  • UniFi管理エンドポイントを対象とした、シェルメタ文字(;|&&$()、バッククォートなど)を含むHTTPまたはHTTPSリクエスト。
  • 不正な管理者アカウントや未知のSSHキーの存在。
  • 変更された起動スクリプト。
  • 不正な管理者アカウント(例: 「John Sim」というユーザー名)を作成しようとする自動化された試みの報告。
  • 影響を受けるアプライアンスからの異常なネットワーク接続。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Ubiquiti社が発行した「Security Advisory Bulletin 064」に記載されているファームウェアアップデートを、影響を受けるすべてのUniFi OSデバイスに直ちに適用してください。
  • アップデート後、ファームウェアバージョンを確認し、以前の悪用の兆候がないか監査してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ファイアウォールルールと専用の管理VLANを使用して、UniFi管理インターフェースへのネットワークアクセスを制限してください。
  • 信頼できないネットワークセグメントからのUniFi OS管理ポートへのアクセスをブロックしてください。
  • 厳密に必要でない限り、UniFiコンソールでのリモートアクセスおよびクラウドアクセス機能を無効にしてください。
  • UniFiデバイスへの管理接続には、VPNのみのアクセスを強制してください。

5. 他に解説すべき観点

  • 攻撃ベクトル: 認証不要であり、ネットワーク経由で悪用可能です。
  • 関連CVE: この脆弱性は、しばしばCVE-2026-34908(不適切なアクセス制御)およびCVE-2026-34909(パストラバーサル)と連鎖して、デバイスの完全な乗っ取りを可能にします。これらの3つのCVEはすべて、CVSS 3.1スコア10.0の「Critical」に評価されています。
  • CISA KEVカタログへの追加: 2026年6月23日にCISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalogに追加され、連邦政府機関には2026年6月26日までにパッチを適用することが義務付けられています(BOD 26-04による3日間のパッチ適用義務)。
  • 根本原因: UniFi OSサービスにおいて、ユーザー提供入力(特にpkg_nameパラメータ)の検証が不足または不十分であり、シェルメタ文字がシェルコマンドとして解釈されることを許してしまう点にあります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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