CVE-2026-20349 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the Remote Access SSL VPN service for Cisco Secure Firewall Adaptive Security Appliance (ASA) Software and Cisco Secure Firewall Threat Defense (FTD) Software could allow an unauthenticated, remote attacker to cause the device to reload unexpectedly, resulting in a denial of service (DoS) condition.
This vulnerability is due to insufficient error checking when processing HTTP requests. An attacker could exploit this vulnerability by sending a crafted HTTP request to the Remote Access SSL VPN service on an affected device. A successful exploit could allow the attacker to cause the affected device to reload, resulting in a DoS condition.
CVE更新日: 2026-08-11 17:17:48.833000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.6
KEVの情報
KEV更新日: 2026-08-11
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.010100000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2026-20349に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
Cisco Secure Firewall Adaptive Security Appliance (ASA) SoftwareおよびCisco Secure Firewall Threat Defense (FTD) SoftwareのRemote Access SSL VPNサービスに存在する、サービス拒否(DoS)の脆弱性です。HTTPリクエストの処理におけるエラーチェックの不備に起因します。
1.1 影響
認証されていないリモートの攻撃者が、細工されたHTTPリクエストを影響を受けるVPNサービスに送信することで、デバイスを予期せず再起動させ、DoS状態を引き起こす可能性があります。これにより、リモートアクセスVPNサービスや、デバイスの背後にあるすべてのユーザーに対するネットワーク境界の強制機能が中断されます。
この脆弱性は、認証情報の窃取、データ漏えい、コード実行、または特権昇格にはつながりません。
1.2 深刻度
CVSSv3.1のベーススコアは8.6で、「高(High)」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
注: Cisco Secure Firewall Management Center (FMC) Softwareは本脆弱性の影響を受けません。
2.2 影響を受ける設定
以下のいずれかのリモートアクセス機能が有効であり、インターネットに公開されている場合に影響を受けます。
crypto ikev2 enable <interface_name> client-services port <port_numbers>コマンドで設定)。webvpn enable <interface_name>コマンドで有効化)。zero-trust enableコマンドで有効化)。脆弱性の悪用には、SSL VPN HTTPSエンドポイントへのネットワーク到達性のみが必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策
本脆弱性に対する唯一の修正方法は、修正済みのソフトウェアリリースにアップグレードするか、提供されているホットフィックスを適用することです。
Ciscoは、影響を受けるすべてのバージョン系列に対して修正済みリリースおよびブランチ固有のホットフィックスを提供しています。Ciscoのセキュリティアドバイザリとソフトウェアチェッカーを使用して、各デバイスに適したアップデートを特定することが推奨されます。
米国CISAは本脆弱性をKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加しており、実際の攻撃で悪用されていることを確認しています。 米国連邦民間機関には、2026年8月14日までの対応が義務付けられました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Ciscoは、CVE-2026-20349に対処する回避策は存在しないと明言しています。
唯一の修正は、修正済みのソフトウェアリリースへアップグレードすることです。 Remote Access SSL VPN (WebVPN)、IKEv2 Remote Access VPNのクライアントサービス、またはFTDのZero Trust Network Access (ZTNA) が有効になっていない場合、このCVEは適用されません。
他に解説すべき観点
参照したサイト