CVE-2026-20316 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the web interface of Cisco Secure Firewall Management Center (FMC) Software could allow an unauthenticated, remote attacker to log in to an affected device using a low-privileged account to access sensitive data within the impacted systems.
This vulnerability is due to the presence of static user credentials for a low-privileged account. An attacker could exploit this vulnerability by using the account to log in to an affected system. A successful exploit could allow the attacker to log in to the affected system and access sensitive data as the low-privileged user.
Note: If the FMC management interface does not have public internet access, the attack surface that is associated with this vulnerability is reduced.
Cisco has assigned this security advisory a Security Impact Rating (SIR) of High rather than Medium as the score indicates. The reason is that this vulnerability can be used with other Cisco Secure FMC Software vulnerabilities to elevate privileges.
CVE更新日: 2026-07-29 17:16:51.840000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 5.3
KEVの情報
KEV更新日: 2026-07-29
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.350960000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: medium
Automatable: True
CVE-2026-20316は、Cisco Secure Firewall Management Center (FMC) ソフトウェアに存在する、静的な認証情報に関する脆弱性です。この脆弱性はすでにゼロデイ攻撃で悪用が確認されており、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されています。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
認証されていないリモートの攻撃者が、FMCのウェブインターフェースに組み込まれたハードコードされた静的認証情報を使用することで、低権限のアカウントとしてログインし、機密データにアクセスする可能性があります。この低権限でのアクセスは、FMCの他の脆弱性と組み合わせることで、特権昇格やより広範なシステム制御につながる可能性があります。
1.2 深刻度
CVSSv3.1の基本スコアは5.3(Medium)と評価されています。しかし、シスコはこの脆弱性を他のFMCの脆弱性と組み合わせることで特権昇格が可能になることから、「High」のセキュリティ影響度(SIR: Security Impact Rating)を割り当てています。米CISAは、この脆弱性を積極的に悪用されている脆弱性として、Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Cisco Secure FMCソフトウェアが影響を受けます。具体的には以下のバージョンが含まれます: * 7.0.0~7.0.9(7.0.9より前のCisco FMCバージョン) * 7.2.0~7.2.11(7.2.11より前のCisco FMCバージョン) * 7.3.0~7.3.1.2 * 7.4.0~7.4.7 * 7.6.0~7.6.5 * 7.7.0~7.7.12 * 10.0.0~10.0.1(ホットフィックス
Cisco_Secure_FW_Mgmt_Center_Hotfix_P-10.0.1.1-2.sh.REL適用前のFMC 10.0バージョン)以下の製品は本脆弱性の影響を受けません: * Cloud-Delivered FMC * Firewall Device Manager * Secure Firewall ASA Software * Secure Firewall Threat Defense Software * Security Cloud Control
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、FMCのウェブインターフェースに低権限アカウント用の静的ユーザー認証情報が存在することに起因します。FMCの管理インターフェースがインターネットに公開されている場合、攻撃対象領域が増加します。
3. 影響を受けた時の兆候
不審な低権限でのログイン、アプライアンスの変更、管理インターフェースにおける異常なアクティビティがないか、ログと組み合わせて確認することが推奨されます。 特定の侵害の痕跡(IoC)として、システムログに
/var/tmp/licenseを参照するpackage_info.plの実行が示されています。4. 推奨対策
4.1 本対策
直ちに緊急ホットフィックスまたは修正済みソフトウェアリリースを適用することが強く推奨されます。修正済みリリースでは静的認証情報が削除されます。 バージョン 7.0、7.2、7.4、7.6、7.7、および 10.0 のSecure FMC向けにホットフィックスがリリースされています。 CISAは、米国の連邦行政機関に対し、2026年8月1日までにこの脆弱性に対処するよう義務付けています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性に対処する完全な回避策は存在しません。 FMCの管理インターフェースがパブリックインターネットに公開されていない場合、攻撃対象領域は減少します。
他に解説すべき観点
参照したサイト
2026-07-31 サイバーセキュリティ関連トピック|サイバーの犬