CVE-2026-19490 の詳細
CVEの情報
説明:
Vulnerability in NetScaler ADC and NetScaler Gateway.
This issue affects ADC: from 14.1 through 73.32 and from 13.1 through 63.21; Gateway: from 14.1 through 73.32 and from 13.1 through 63.21.
CVE更新日: 2026-08-19 13:17:45
CVSSバージョン: 4.0
CVSSスコア: 9.3
KEVの情報
KEV更新日: 2026-09-09
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.231580000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: low
Automatable: True
CVE-2026-19490に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
CVE-2026-19490の解説
1. 脆弱性の概要
CVE-2026-19490は、Citrix NetScaler ADC (旧称 Citrix ADC) および NetScaler Gateway (旧称 Citrix Gateway) に存在する認証バイパスの脆弱性です。これは、代替パスを利用した認証バイパス (CWE-288) として分類されます。攻撃者は、認証されていないリモートから、ユーザーとの対話や特権昇格なしにネットワーク経由でこの脆弱性を悪用し、認証を迂回することが可能です。
1.1 影響 本脆弱性が悪用されると、攻撃者は正当な資格情報やユーザー操作なしに、保護されたサービスにアクセスできる可能性があります。これにより、セッションハイジャック、内部アプリケーションへのラテラルムーブメント、最終的にはランサムウェアの展開やデータ流出につながる可能性があります。 NetScaler製品は企業のDMZに展開され、インターネットに公開されていることが多いため、認証バイパスの脆弱性は脅威アクターによってほぼ常に悪用されます。
1.2 深刻度 CVSS v4.0のベーススコアは9.3であり、「緊急 (Critical)」に分類される深刻度の高い脆弱性です。 攻撃元区分はネットワーク、攻撃条件の複雑さは低、必要な特権レベルは不要、ユーザーとの対話は不要であり、機密性、完全性、可用性への影響は高い可能性があります。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のCitrix NetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayのサポート対象バージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、アプライアンスが以下のいずれかの役割で設定されている場合に影響を受けます。
さらに、SAMLアクションに関するバージョン固有の要件があります。
自身のアプライアンスが事前条件を満たしているかを確認するには、NetScalerの構成で以下の文字列を検査することができます。 * SAMLアクションの構成:
"add authentication samlAction.*"* AuthまたはVPN仮想サーバー:"add authentication vserver .*" または "add vpn vserver .*"3. 影響を受けた時の兆候
米サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)は、2026年9月9日にCVE-2026-19490を既知の悪用されている脆弱性(KEV)リストに追加しており、活発な悪用が確認されています。
一般的な兆候としては以下の点が挙げられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策 Citrix Cloud Software Groupは、影響を受けるNetScaler ADCおよびNetScaler Gatewayアプライアンスに対し、直ちに関連するアップデートバージョンをインストールすることを強く推奨しています。
特にインターネットに公開されているシステムでは、通常のパッチ適用サイクル外で、緊急に影響を受けるシステムのパッチ適用を優先する必要があります。
また、サポートされていないNetScalerインストールは、サポートされているソフトウェアブランチに移行する必要があります。
4.2 暫定回避策(緩和策) Citrixは、本脆弱性に対する回避策や緩和策は存在しないと述べています。
しかし、即座のパッチ適用が困難な場合には、以下の対策が推奨される場合があります。
長期的な強化策としては、管理プレーンのセグメント化、ゼロトラストによるMFAの実施、NetScalerログのSIEMへの転送が推奨されます。
その他解説すべき観点
参照したサイト: