CVE-2025-8088 の詳細
CVEの情報
説明:
A path traversal vulnerability affecting the Windows version of WinRAR allows the attackers to execute arbitrary code by crafting malicious archive files. This vulnerability was exploited in the wild and was discovered by Anton Cherepanov, Peter Košinár, and Peter Strýček
from ESET.
CVE更新日: 2025-08-08 12:15:29.343000
CVSSバージョン: 4.0
CVSSスコア: 8.4
KEVの情報
KEV更新日: 2025-08-12
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.945090000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: low
Automatable: False
CVE-2025-8088に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-8088は、WinRARのWindows版に存在する高深刻度のパス・トラバーサル脆弱性です。攻撃者は、Alternate Data Streams (ADS) を悪用して、細工されたRARアーカイブを介して任意のファイルをシステム上の任意の場所に書き込むことができます。この脆弱性は、ESETの研究者によって発見され、すでに攻撃で悪用されていることが確認されています。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者は細工されたRARアーカイブを通じて、意図しないディレクトリ(例えばWindowsのスタートアップフォルダ)に悪意のあるファイルを配置することができます。これにより、システム再起動時やユーザーログイン時に悪意のあるファイルが自動的に実行され、結果としてリモートコード実行 (RCE) が可能になります。攻撃者は、初期アクセスを確立し、多様なペイロードを配信するためにこの脆弱性を悪用しています。
1.2 深刻度
CVE-2025-8088は、高深刻度の脆弱性として評価されており、CVSS v4.0ベーススコアは8.4(High)です。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、Windows版のWinRARに影響を与えます。
2.2 影響を受けるWinRARバージョン
WinRARのバージョン7.13より前のバージョン(WinRAR ≤ 7.12)が影響を受けます。
2.3 影響を受ける設定
特定の「設定」が影響を受けるというよりも、脆弱なバージョンのWinRARでユーザーが悪意のあるアーカイブを解凍すること、およびWinRARがNTFSボリューム上のADSを処理するロジックに依存します。
3. 影響を受けた時の兆候
影響を受けた際の兆候としては、以下のようなものが挙げられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
WinRARをバージョン7.13以降にアップデートしてください。RARLABは、2025年7月30日にWinRARバージョン7.13をリリースし、この脆弱性に対処しました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト