CVE-2025-6558 の詳細
CVEの情報
説明:
Insufficient validation of untrusted input in ANGLE and GPU in Google Chrome prior to 138.0.7204.157 allowed a remote attacker to potentially perform a sandbox escape via a crafted HTML page. (Chromium security severity: High)
CVE更新日: 2025-07-15 18:15:24.533000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2025-07-22
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.109270000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2025-6558に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
CVE-2025-6558:Google Chromeにおけるサンドボックスエスケープのゼロデイ脆弱性
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-6558は、Google ChromeのANGLEおよびGPUコンポーネントにおける信頼できない入力の不適切な処理と検証に起因するゼロデイ脆弱性です。リモートの攻撃者が、特別に細工されたHTMLページを介してブラウザのサンドボックスを回避できる可能性があります。
1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、攻撃者はブラウザのサンドボックスを突破し、ホストシステムにアクセスすることが可能になります。これにより、任意コードの実行やシステム権限の取得が可能となり、極めて深刻なシステム侵害につながる可能性があります。ユーザーは、悪意のあるWebページを閲覧するだけで攻撃を受ける可能性があり、ダウンロードやその他のユーザー操作は不要です。
1.2 深刻度 この脆弱性は深刻度「高 (High)」と評価されており、CVSSv3.1スコアは8.8です。 また、一部の評価ではCVSSv2で「Critical (10.0)」とされています。 Googleは、この脆弱性がすでに実際の攻撃で悪用されていることを認識しており、迅速な対応が求められています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン Google Chromeの以下のバージョンが影響を受けます。 * WindowsおよびmacOS版 Chrome 138.0.7204.157/.158より前のバージョン * Linux版 Chrome 138.0.7204.157より前のバージョン
2.2 影響を受ける設定 この脆弱性はChromiumベースのブラウザに影響を及ぼすため、Microsoft Edge、Brave、Opera、Vivaldiなどのブラウザの利用者も、各ベンダーからのアップデートを確認し、速やかに適用する必要があります。 脆弱性は主にANGLE (Almost Native Graphics Layer Engine) およびGPUコンポーネントに存在します。
3. 影響を受けた時の兆候 不明。現在の公開情報では、この脆弱性が悪用された際の具体的な兆候(例:特定のエラーメッセージ、システムの異常動作など)についての詳細な記述は見つかりませんでした。
4. 推奨対策
4.1 本対策 直ちにGoogle Chromeを最新バージョンにアップデートしてください。 * WindowsおよびmacOSの場合:バージョン 138.0.7204.157 または 138.0.7204.158 * Linuxの場合:バージョン 138.0.7204.157 Chromeの更新は、ブラウザの右上にある「その他」アイコンから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を選択し、自動的に更新プログラムをダウンロード・インストールすることで実施できます。更新完了後にはブラウザの再起動が必要です。
また、Microsoft Edge、Brave、Opera、VivaldiなどのChromium系ブラウザの利用者も、各ベンダーから提供される最新のセキュリティアップデートを速やかに適用することが強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策) 現在のところ、本対策(アップデートの適用)以外の具体的な暫定回避策や緩和策は公表されていません。Googleおよび関連ベンダーは、迅速なアップデートの適用を最も効果的な対策として推奨しています。
参照したサイト