CVE-2025-6554 の詳細
CVEの情報
説明:
Type confusion in V8 in Google Chrome prior to 138.0.7204.96 allowed a remote attacker to perform arbitrary read/write via a crafted HTML page. (Chromium security severity: High)
CVE更新日: 2025-06-30 22:15:29.873000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.1
KEVの情報
KEV更新日: 2025-07-02
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.141420000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2025-6554に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-6554は、Google ChromeのV8 JavaScriptおよびWebAssemblyエンジンにおけるタイプコンフュージョン(Type Confusion)の脆弱性です。この脆弱性は、V8エンジンが細工されたHTMLコンテンツを処理する際に、データ型を誤って解釈することにより発生します。これにより、攻撃者は割り当てられたメモリ範囲外での任意の読み取り/書き込み操作を実行できる可能性があります。
攻撃は、リモートの攻撃者が悪意を持って細工されたHTMLページに被害者を誘導することで行われます。この脆弱性の悪用には、ダウンロードやクリックといったユーザー操作は不要で、単に悪意のあるウェブサイトを訪問するだけで攻撃が成立する可能性があります。この脆弱性は、Googleの脅威分析グループ(TAG)のClément Lecigne氏によって発見され、すでにゼロデイ脆弱性として悪用されていることが確認されています。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、以下のような深刻な影響が発生する可能性があります。
1.2 深刻度
CVE-2025-6554は、その潜在的な影響と実証済みの悪用状況から「高(High)」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のバージョンより前のGoogle Chromeが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
V8 JavaScriptおよびWebAssemblyエンジンを使用しているChromiumベースのブラウザ全般が影響を受けます。具体的には以下の製品が含まれます。
また、最新のセキュリティアップデートが適用されていないすべてのユーザーが影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
ユーザーが直接認識できる明確な兆候は、検索結果には明示されていません。しかし、脆弱性の影響(任意のコード実行、データ窃取、システム侵害、スパイウェア展開、ブラウザハイジャック)から、以下のような状況が発生する可能性があります。
セキュリティ監視の観点からは、以下のような兆候が考えられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
5. 他に解説すべき観点
参照したサイト