CVE-2025-60710 の詳細
CVEの情報
説明:
Improper link resolution before file access ('link following') in Host Process for Windows Tasks allows an authorized attacker to elevate privileges locally.
CVE更新日: 2025-11-11 18:15:39.073000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2026-04-13
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.046140000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2025-60710について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-60710は、Microsoft WindowsのHost Process for Windows Tasks (taskhostw.exe) コンポーネントにおけるローカル特権昇格の脆弱性です。この脆弱性は、「不適切なリンク解決によるファイルアクセス」(link following、CWE-59)として分類されます。
1.1 影響
認証されたローカル攻撃者が、特権のあるホストプロセスによって実行されるファイル操作をリダイレクトするために、シンボリックリンクやジャンクションを悪用できます。これにより、攻撃者はSYSTEMレベルの特権を獲得し、影響を受けるホストを完全に制御する可能性があります。この脆弱性の悪用は、データ侵害や運用の中断のリスクをもたらします。
1.2 深刻度
CVSS v3.1ベーススコアは7.8で、「高」の深刻度と評価されています。さらに、この脆弱性はCISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加されており、ランサムウェアグループを含む実環境での活発な悪用が確認されています。EPSSスコアは4.601%(90パーセンタイル)で、近い将来に悪用される可能性が高いことを示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Windowsバージョンが影響を受けます。 * Microsoft Windows 11 Version 24H2 * Microsoft Windows 11 Version 25H2 * Microsoft Windows Server 2025 * Microsoft Windows Server 2025 (Server Coreインストールを含む)
2.2 影響を受ける設定
3. 影響を受けた時の兆候
以下のような兆候が影響の可能性を示唆します。 *
taskhostw.exe、svchost.exe、またはスケジュールされたタスクの作業ディレクトリによってアクセスされるディレクトリ内に、非管理者ユーザーがNTFSジャンクション、シンボリックリンク、またはハードリンクを作成する。 *taskhostw.exeによって、C:\Windows\System32、C:\Windows\Tasks、またはサービスDLLディレクトリなどの機密パスに予期しないファイル書き込みが行われる。 * 特権昇格アクティビティの直前に、\Microsoft\Windows\の下で新規または変更されたスケジュールされたタスク。 *taskhostw.exeの子プロセスが、ユーザー書き込み可能なディレクトリからSYSTEMとして実行されるプロセス・トークン昇格イベント。4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
Windows AI Recall PolicyConfigurationタスクを\Microsoft\Windows\WindowsAI\Recall\で無効にする。%LOCALAPPDATA%\CoreAIPlatform.00\UKPへの書き込みおよびディレクトリ作成権限を制限する。5. 他に解説すべき観点
参照サイト