CVE-2025-39964 の詳細
CVEの情報
説明:
In the Linux kernel, the following vulnerability has been resolved:
crypto: af_alg - Disallow concurrent writes in af_alg_sendmsg
Issuing two writes to the same af_alg socket is bogus as the
data will be interleaved in an unpredictable fashion. Furthermore,
concurrent writes may create inconsistencies in the internal
socket state.
Disallow this by adding a new ctx->write field that indiciates
exclusive ownership for writing.
CVE更新日: 2025-10-13 14:15:34.737000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2026-09-18
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.013100000
EPSS更新日: 2026-10-15 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2025-39964について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2025-39964は、Linuxカーネルの暗号化ユーザーAPIであるAF_ALGにおける競合状態の脆弱性です。同じAF_ALGソケットへの同時書き込みの処理方法に問題があり、データが予測不能に混じり合ったり、内部ソケットの状態に一貫性がなくなったりする可能性があります。
1.1 影響
本脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が考えられます。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Linux Kernel 6.16.8までのバージョンが影響を受けます。 具体的には、AF_ALGソケットインターフェースを使用し、必要な同時実行保護が適用されていないLinuxカーネルのバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
Linuxカーネルの暗号化ユーザーAPIであるAF_ALG(特に
af_alg_sendmsg関数)を使用しており、同じAF_ALGソケットへの同時書き込みが可能なシステムが影響を受けます。 これは、影響を受けるカーネルコードを組み込んでいる様々なLinuxディストリビューションおよびプロプライエタリな実装にわたって影響が及びます。3. 影響を受けた時の兆候
システムが本脆弱性の影響を受けた場合、以下の兆候が観測される可能性があります。
kasan(Kernel Address Sanitizer)レポートの出力4. 推奨対策
4.1 本対策
ctx->write)を導入し、一度に1つのライターのみがsendmsg()を発行できるようにすることで、状態破損を防ぎます。4.2 暫定回避策(緩和策)
af_algモジュールのロードを禁止する。5. その他解説すべき観点
参照したサイト