Trusted Design

CVE-2025-35939 の詳細

CVEの情報

説明:
Craft CMS stores arbitrary content provided by unauthenticated users in session files. This content could be accessed and executed, possibly using an independent vulnerability. Craft CMS redirects requests that require authentication to the login page and generates a session file on the server at '/var/lib/php/sessions'. Such session files are named 'sess_[session_value]', where '[session_value]' is provided to the client in a 'Set-Cookie' response header. Craft CMS stores the return URL requested by the client without sanitizing parameters. Consequently, an unauthenticated client can introduce arbitrary values, such as PHP code, to a known local file location on the server. Craft CMS versions 5.7.5 and 4.15.3 have been released to address this issue.

CVE更新日: 2025-05-07 23:15:54.103000

CVSSバージョン: 4.0

CVSSスコア: 6.9

KEVの情報

KEV更新日: 2025-06-02

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.013490000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: low

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-35939に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2025-35939は、Craft CMSにおけるセッションファイルへのコンテンツインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、認証されていないユーザーがサーバーサイドのセッションファイルに任意のコンテンツを保存できることを許容します。 Craft CMSが認証リダイレクトを処理する際の入力検証が不十分であることに起因し、攻撃者は悪意のあるリクエストを作成することで、PHPコードを含む任意のコンテンツをセッションファイルに注入できます。 この脆弱性単独では任意のコンテンツ注入が可能ですが、コード実行(RCE)を達成するには、LFI(ローカルファイルインクルージョン)のような二次的な脆弱性との組み合わせが必要です。

1.1 影響

認証されていない攻撃者がセッションファイルに任意の値を、例えばPHPコードを、既知のローカルファイルロケーションに注入できる可能性があります。 この注入されたコンテンツが、別の脆弱性(例:LFI)と連鎖することで、リモートでコードが実行される可能性があります。

1.2 深刻度

  • CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities): 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に2025年6月2日に登録されており、実環境での悪用が確認されています。 これは、この脆弱性が実際に攻撃に使用されていることを示す強力なシグナルです。
  • CVSS スコア:
    • NIST NVDによると、CVSS 4.0のベーススコアはCISAにより6.9(MEDIUM)と評価されています。
    • GitHub Advisory Databaseでは、CVSS全体スコアは6.9で「Moderate(中程度)」と記載されています。
    • HOL Guardでは、「High(高)」の深刻度とされており、悪用が確認されているため、レビューが時間的に重要であると指摘されています。 CISAの基準では、CVSSベーススコアが7.0~10.0を高、4.0~6.9を中と分類しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

本脆弱性はCraft CMSアプリケーションの脆弱性であり、特定のOSバージョンに依存するものではありません。

2.2 影響を受ける設定

以下のCraft CMSのバージョンが影響を受けます。 * Craft CMS 5.7.5より前のバージョン * Craft CMS 4.15.3より前のバージョン

3. 影響を受けた時の兆候

検索結果には、本脆弱性による直接的な明確な兆候は具体的に記載されていません。しかし、セッションファイルに任意のコンテンツやPHPコードが注入されるため、セキュリティ監査や侵入テストによって異常が検出される可能性があります。二次的な脆弱性と組み合わされてコードが実行された場合、その後の攻撃者の活動に応じた兆候(例:システムの異常な動作、不正なファイル作成、データ流出など)が現れる可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Craft CMSのアップデート:
    • Craft CMSをバージョン5.7.5以降にアップデートしてください。
    • Craft CMSをバージョン4.15.3以降にアップデートしてください。
  • ベンダーの指示に従って緩和策を適用するか、クラウドサービスについては適用されるBOD 22-01ガイダンスに従うか、緩和策が利用できない場合は製品の使用を中止してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

検索結果には、直接的な暫定回避策や緩和策は明確に記載されていません。この脆弱性の根本原因は入力値の不適切なサニタイズであるため、アップデートによる修正が主な対策となります。

その他解説すべき観点

  • CWE (Common Weakness Enumeration): CWE-472: External Control of Assumed-Immutable Web Parameter(想定されている不変のWebパラメータの外部からの制御)に分類されます。
  • 連鎖攻撃の可能性: 本脆弱性は、認証を必要とするリクエストがログインページにリダイレクトされる際に、返されたURLをサニタイズせずにセッションファイルに保存することで発生します。このため、未認証の攻撃者がPHPコードなどの任意の値を既知のローカルファイルロケーションに注入できる可能性があります。これは、CVE-2024-58136などの別の脆弱性と組み合わせることで、より深刻な攻撃に利用される可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る