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CVE-2025-27363 の詳細

CVEの情報

説明:
An out of bounds write exists in FreeType versions 2.13.0 and below (newer versions of FreeType are not vulnerable) when attempting to parse font subglyph structures related to TrueType GX and variable font files. The vulnerable code assigns a signed short value to an unsigned long and then adds a static value causing it to wrap around and allocate too small of a heap buffer. The code then writes up to 6 signed long integers out of bounds relative to this buffer. This may result in arbitrary code execution. This vulnerability may have been exploited in the wild.

CVE更新日: 2025-03-11 14:15:25.427000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.1

KEVの情報

KEV更新日: 2025-05-06

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.277750000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-27363に関する調査結果を以下にまとめます。

1. 脆弱性の概要

CVE-2025-27363は、FreeTypeフォントレンダリングライブラリにおける境界外書き込み(Out-of-bounds Write)の脆弱性です。この脆弱性は、TrueType GXおよび可変フォントファイルに関連するフォントサブグリフ構造を解析する際に発生します。脆弱なコードが符号付きshort値を符号なしlongに割り当て、さらに静的値を追加することで、ヒープバッファの割り当てが小さくなりすぎ、最大6つの符号付きlong整数がバッファの範囲外に書き込まれる可能性があります。 これにより、任意のコード実行につながる可能性があります。

1.1 影響 攻撃者は、細工されたフォントファイルを介して、任意のコードを実行する可能性があります。これにより、システム侵害、データの整合性の侵害、またはサービス拒否(クラッシュ)につながる可能性があります。 この脆弱性は、既に実環境で悪用されたことが確認されています。

1.2 深刻度 CVSSv3の基本スコアは8.1(High)です。 また、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities(KEV)カタログにも追加されており、実環境での積極的な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン FreeTypeライブラリのバージョン2.13.0およびそれ以前のバージョンが影響を受けます(それ以降のバージョンは脆弱ではありません)。 FreeTypeは、Android、iOS、macOS、Linux、Chromium、PDFium、ゲームエンジン、GUIフレームワーク、Webブラウザ、PDFビューアなど、多くのプラットフォームで広く使用されています。

具体的に影響を受ける製品やOSバージョンの一部は以下の通りです。 * Amazon Linux 1, 2, 2023に同梱されているfreetypeパッケージ * Red Hat Enterprise Linux 8および9、Red Hat OpenShift 4.12 * IBM Power HMC V10.2.1030.0, V10.3.1050.0 * IBM Cognos Analytics 12.1.0, 12.0.0 - 12.0.4, 11.2.0-11.2.4 FP5 * Android 12およびそれ以前のバージョン(約10億台のデバイス)は、OSレベルの修正が永続的に提供されない可能性があります。

2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、TrueType GXおよび可変フォントファイルに関連するフォントサブグリフ構造の解析時に発生します。 特定の設定そのものが脆弱性を持つわけではなく、これらの種類のフォントファイルの処理能力がある環境が影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • ログにおけるフォントファイルディレクトリへの異常なアクセス。
  • プロセスのクラッシュ。
  • FreeTypeに依存するアプリケーションにおける予期せぬ状態や誤動作。
  • システム全体の不安定性やクラッシュ。
  • 任意のコード実行。

4. 推奨対策

4.1 本対策 * FreeTypeライブラリをバージョン2.13.0より新しいバージョン(例:2.13.3)に直ちに更新してください。 * ベンダーが提供するパッチを適用してください。例えば、GoogleはAndroid向けに修正をリリースしており、IBM、Amazon Linux、Red Hatはそれぞれの影響を受ける製品に対して特定のアップデートを提供しています。

4.2 暫定回避策(緩和策) * アプリケーションにおけるフォントファイルの処理を制限する。 * フォントレンダリングに関連する不要なネットワークサービスを無効にする。 * フォントファイルを読み込むソースを制限し、信頼できるソースからのフォントのみを許可する。 * 悪意のあるフォント構造や脆弱性を引き起こす可能性のあるデータを避けるため、フォントファイルの入力を検証する。

他に解説すべき観点

  • 攻撃ベクトル: 攻撃者は、特別に細工されたTrueType GXおよび可変フォントファイルを、それらを処理する任意のアプリケーションに送り込むことができます。 例えば、WhatsAppのPDF自動プレビューを介したゼロクリック攻撃(ユーザーインタラクション不要)により、ローカルでのコード実行につながる可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

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