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CVE-2025-25249 の詳細

CVEの情報

説明:
A heap-based buffer overflow vulnerability in Fortinet FortiOS 7.6.0 through 7.6.3, FortiOS 7.4.0 through 7.4.8, FortiOS 7.2.0 through 7.2.11, FortiOS 7.0.0 through 7.0.17, FortiOS 6.4 all versions, FortiSwitchManager 7.2.0 through 7.2.6, FortiSwitchManager 7.0.0 through 7.0.5 allows attacker to execute unauthorized code or commands via specially crafted packets

CVE更新日: 2026-01-13 17:15:56.910000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.1

KEVの情報

KEV更新日: 2026-09-09

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.038020000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-25249について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

1.1 概要 CVE-2025-25249は、Fortinet製品(FortiOS、FortiSwitchManager、一部のFortiSASEリリース)のcw_acdデーモンに存在するヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性です。この脆弱性は、細工されたネットワークパケットを送信することにより、認証されていないリモートの攻撃者が不正なコードやコマンドを実行できる可能性があります。脆弱性の原因は、メモリ管理の一種であるヒープバッファ処理の不備(オーバーフロー)にあります。CWE-122(Heap-based Buffer Overflow)およびCWE-787(Out-of-bounds Write)に分類されています。

1.2 影響 本脆弱性が悪用されると、リモートからのコード実行(RCE)が可能になります。CISAは、2026年9月9日にこの脆弱性を「既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)」に追加しており、実際に活発な攻撃が行われていることが確認されています。

1.3 深刻度 深刻度については、情報源によって評価が異なります。 * Fortinet(CNA)によるCVSS v3.1ベーススコアは7.4(High)です。 * NIST NVDによるCVSS v3.1ベーススコアは9.8(Critical)と評価されています。 CISAがKEVに脆弱性を追加したことで、実際の悪用が確認されており、組織は優先的に対処する必要があります。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のFortinet製品およびバージョンが影響を受けます。 * FortiOS: * 7.6.0から7.6.3まで * 7.4.0から7.4.8まで * 7.2.0から7.2.11まで * 7.0.0から7.0.17まで * 6.4の全バージョン * FortiSwitchManager: * 7.2.0から7.2.6まで * 7.0.0から7.0.5まで * FortiSASE: * 特定のリリース(25.1.39および25.1.51) (FortiSASE利用組織は、公開レコードだけでなく、契約環境のバージョンやFortinet側での対応状況を確認することを推奨します)

2.2 影響を受ける設定 脆弱性は、CAPWAP関連の通信を処理するcw_acdデーモンに存在します。攻撃には、脆弱なFortinetデバイスへのネットワークアクセスが必要です。特に、「fabric」サービスを持つインターフェースが関係しており、これはCAPWAP制御アクセスをUDPポート5246-5249に提供します。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 2026年7月以降、CVE-2025-25249の悪用が観測されています。
  • 攻撃が成功すると、FortiGate向けのリモートアクセスツール(RAT)である「PivotC2」が展開されます。
  • PivotC2は、対話型シェル、ファイル転送、トラフィックのトンネリング、ポートフォワーディング、内部ネットワークのスキャン、FortiGate設定情報の収集などの機能を提供します。
  • 一部の観測された攻撃では、FortiGate侵害後に内部ネットワークへの展開、ホスト探索、ブラウザ認証情報の窃取、横展開が行われ、外部ストレージへのデータ流出まで確認されています。
  • CISAが本脆弱性をKEVカタログに追加した際、「Forensic Triage」を「Yes」としており、侵害調査が必要であることを示唆しています。

4. 推奨対策

4.1 本対策 * FortiOS: 以下のバージョン以降にアップグレードしてください。 * 7.6系: 7.6.4以降 * 7.4系: 7.4.9以降 * 7.2系: 7.2.12以降 * 7.0系: 7.0.18以降 * 6.4系: 6.4.17以降 * FortiSwitchManager: 以下のバージョン以降にアップグレードしてください。 * 7.2系: 7.2.7以降 * 7.0系: 7.0.6以降 * Fortinetは2026年1月にセキュリティアドバイザリを公開し、修正パッチを提供しています。 * CISAは、米国連邦政府機関に対し、既知の悪用された脆弱性カタログに掲載された脆弱性として、3日以内のパッチ適用を推奨しています。

4.2 暫定回避策(緩和策) すぐにパッチを適用できない場合、以下の暫定的な回避策が推奨されます。 * 各インターフェースから「fabric」アクセスを削除するか、CAPWAPデーモンへのアクセスを制限する。 * ローカルインポリシーによってUDPポート5246-5249へのCAPWAP-CONTROLアクセスをブロックする。

5. 他に解説すべき観点

攻撃手法 認証なしでリモートから攻撃が可能であり、細工されたネットワークパケット、具体的にはUDPポート5246への細工されたCAPWAPリクエストが攻撃に利用される可能性があります。

攻撃者 SOCRadarは、この攻撃がロシア語圏の金銭目的のサイバー犯罪者による活動である可能性が高いと評価しています。また、攻撃で使用されるPivotC2 RATはAIによって開発された可能性も指摘されています。

攻撃の規模 SOCRadarの分析によると、3万件を超えるFortiGateのIPアドレスが標的とされ、そのうち少なくとも178台のデバイスでPivotC2の感染セッションが確認されています。感染は主に米国で多く、次いでチリ、コロンビア、英国で確認されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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