Trusted Design

CVE-2025-24200 の詳細

CVEの情報

説明:
An authorization issue was addressed with improved state management. This issue is fixed in iPadOS 17.7.5, iOS 18.3.1 and iPadOS 18.3.1. A physical attack may disable USB Restricted Mode on a locked device. Apple is aware of a report that this issue may have been exploited in an extremely sophisticated attack against specific targeted individuals.

CVE更新日: 2025-02-10 19:15:40.107000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 6.1

KEVの情報

KEV更新日: 2025-02-12

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.044200000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-24200について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2025-24200は、AppleのiOSおよびiPadOSに存在する認証に関する脆弱性です。この脆弱性は、ロックされたiPhoneやiPad上でUSB制限モードを物理的な攻撃によってバイパスすることを可能にします。Appleは、状態管理を改善することでこの問題を修正しました。

1.1 影響

物理的な攻撃者がロックされたデバイスのUSB制限モードを無効にすることにより、デバイスへの不正アクセス、データ漏洩、およびデバイスの侵害のリスクが高まります。これにより、デジタルフォレンジックツールなどがUSB制限モードを迂回し、機密データを抽出する可能性がありました。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は中程度であり、CVSSスコアは6.1です。ただし、一部の報告ではCVSSスコア4.6とされています。EPSS (Exploit Prediction Scoring System) による悪用される可能性は4.5%です。本脆弱性は、特定の標的型攻撃において「非常に巧妙な」手法で悪用されたことが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のバージョンで修正されています。 * iOS 18.3.1 * iPadOS 18.3.1 * iPadOS 17.7.5 * iOS 15.8.4およびiPadOS 15.8.4 * iOS 16.7.11およびiPadOS 16.7.11

影響を受けるデバイス: * iPhone XS以降のモデル * iPad Pro 13インチ * iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降) * iPad Pro 11インチ(第1世代以降) * iPad Air(第3世代以降) * iPad(第7世代以降) * iPad mini(第5世代以降) * 旧型iPad: iPad Pro 12.9インチ(第2世代)、iPad Pro 10.5インチ、iPad 第6世代(iPadOS 17.7.5に適用)

2.2 影響を受ける設定

USB制限モードが有効なロックされたデバイスが影響を受けます。この脆弱性は、USB制限モードがロックされたデバイス上でそのセキュリティ状態を確実に維持できないために発生します。

3. 影響を受けた時の兆候

  • ロックされたデバイスへの予期せぬ物理的アクセスの試み。
  • USB制限モードが有効なデバイスのUSBポート周辺での異常な活動。
  • ユーザーがデバイスをロック解除していないにもかかわらず、USB制限モードが無効になる兆候。
  • 不正なアクセスが疑われる時期の前後における、予期せぬ物理的なアクセス試行。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • iOSを18.3.1に、iPadOSを18.3.1または17.7.5に直ちにアップデートしてください。
  • また、iOS 15.8.4およびiPadOS 15.8.4、iOS 16.7.11およびiPadOS 16.7.11へのアップデートも実施してください。
  • 自動ソフトウェアアップデートを有効にすることを強く推奨します。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 攻撃者がUSBポートを操作できないように、デバイスへの物理的なアクセスを制限してください。
  • 追加の組み込みデバイスセキュリティ機能を有効にしてください。
  • デバイスへの物理的アクセスまたは接続の異常または疑わしい試行を監視してください。
  • USBアクセサリの取り扱い、接続、使用を制限するために厳格なデバイス管理ポリシーを適用してください。
  • 特に標的型攻撃のリスクが高い個人のデバイスのアップデートを優先してください。

他に解説すべき観点

  • 発見者: この脆弱性は、トロント大学マンク校のシチズンラボのBill Marczak氏によって発見され、報告されました。
  • CISA KEVリストへの掲載: この脆弱性は、CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の「Known Exploited Vulnerabilities (KEV)」カタログに掲載されており、積極的に悪用されていることが示されています。
  • 技術的な詳細: 脆弱性は、デバイスがロック解除されているかをチェックする前に、USB制限モードを無効にできるアクセシビリティ関連機能の設定を許可する認証の問題に関連しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る