CVE-2025-14611 の詳細
CVEの情報
説明:
Gladinet CentreStack and Triofox prior to version 16.12.10420.56791 used hardcoded values for their implementation of the AES cryptoscheme. This degrades security for public exposed endpoints that may make use of it and may offer arbitrary local file inclusion when provided a specially crafted request without authentication. This opens the door for future exploitation and can be leveraged with previous vulnerabilities to gain a full system compromise.
CVE更新日: 2025-12-12 21:15:53.107000
CVSSバージョン: 4.0
CVSSスコア: 7.1
KEVの情報
KEV更新日: 2025-12-15
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.533020000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: low
Automatable: True
CVE-2025-14611について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響 Gladinet CentreStackおよびTriofox製品において、ハードコードされたAES暗号化の値を使用しているため、認証バイパスや任意のローカルファイルインクルージョン(LFI)が発生する可能性があります。攻撃者は、認証されていない特別に細工されたリクエストを介して、認証をバイパスし、任意のローカルファイルを読み込むことが可能です。また、この脆弱性は、他の脆弱性(例: CVE-2025-30406)と組み合わせることで、完全なシステム侵害やリモートコード実行(RCE)につながる可能性があります。
1.2 深刻度 CVSS v3.1の基本スコアは9.8(緊急)と評価されています。 一部の情報源では7.1(高)と記載されていますが、米CISAの「既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)」に追加されており、悪用が実際に確認されていることから、非常に深刻な脆弱性であるとされています。
2. 対象となる環境
対象製品: Gladinet CentreStackおよびTriofox
2.1 影響を受けるOSバージョン 脆弱性はOSではなくアプリケーション自体に存在します。影響を受けるGladinet CentreStackおよびTriofoxのバージョンは、16.12.10420.56791より前のバージョンです。
2.2 影響を受ける設定 この脆弱性は、製品内でAES暗号化スキームの実装にハードコードされた値が使用されていることに起因します。具体的には、
GladCtrl64.dllに静的で不変の暗号鍵が直接埋め込まれており、これにより公開されているエンドポイントの暗号化保護が弱められます。3. 影響を受けた時の兆候
vghpI7EToZUDIZDdprSubL3mTZ2」(web.configファイルの暗号化された表現)が存在する場合、侵害の兆候である可能性があります。4. 推奨対策
4.1 本対策 Gladinet CentreStackおよびTriofoxを、直ちにバージョン16.12.10420.56791以降にアップグレードしてください。
4.2 暫定回避策(緩和策) * インターネットに接続されている、または外部からアクセス可能なインスタンスについては、アクセスを信頼できるIP範囲/VPNのみに制限してください。 * ファイル処理またはAPIエンドポイントへの不審な非認証リクエスト、および異常なファイル読み取り/アクセスパターンがないか、サーバーおよびアプリケーションのログを定期的に確認してください。 * 侵害の兆候(IoC)が検出された場合は、マシンキーをローテーションしてください。手順は以下の通りです。 1. Centrestackサーバーのインストールフォルダ(例:
C:\Program Files (x86)\Gladinet Cloud Enterprise\root)に移動します。 2.web.configのバックアップを作成します。 3. IISマネージャーを開きます。 4. 「サイト」->「Default Web Site」に移動します。 5. 「ASP.NET」セクションで「マシンキー」をダブルクリックします。 6. 右側のペインで「キーの生成」をクリックします。 7. 「適用」をクリックして、root\web.configに保存します。 8. すべてのワーカーノードで同じ手順を繰り返した後、IISを再起動します。他に解説すべき観点
CWE: この脆弱性は、CWE-798: ハードコードされた認証情報の使用(Use of Hard-coded Credentials)に分類されます。
悪用状況: この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されており、すでに実環境での悪用が確認されています。
参照したサイト