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CVE-2025-13223 の詳細

CVEの情報

説明:
Type Confusion in V8 in Google Chrome prior to 142.0.7444.175 allowed a remote attacker to potentially exploit heap corruption via a crafted HTML page. (Chromium security severity: High)

CVE更新日: 2025-11-17 23:15:45.140000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-11-19

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.028040000

EPSS更新日: 2026-06-01 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2025-13223は、Google ChromeのJavaScript/WebAssemblyエンジンであるV8における型の取り違え(Type Confusion)の脆弱性であり、攻撃者が細工されたHTMLページを介してヒープ破壊を悪用し、任意コード実行やブラウザのクラッシュを引き起こす可能性があるゼロデイ脆弱性です。


1. 脆弱性の概要

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者が細工されたHTMLページをユーザーに閲覧させるだけで、ヒープ破壊を引き起こし、最終的に任意のコード実行(RCE)を可能にする可能性があります。 攻撃者は、ユーザーのシステムを制御したり、機密情報を窃取したり、マルウェアをインストールしたりする可能性があります。 また、ブラウザがクラッシュする可能性もあります。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「高(High)」と評価されています。 共通脆弱性評価システム(CVSSv3.1)におけるベーススコアは8.8です。 TenableのVPR(Vulnerability Priority Rating)では、リスクファクターがCritical(スコア9.0)とされています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Google Chrome: Windows版およびLinux版でバージョン142.0.7444.175より前、Mac版でバージョン142.0.7444.176より前のバージョンが影響を受けます。
  • Chromiumベースのブラウザ: Google Chrome以外にも、Chromiumをベースに開発されているMicrosoft Edgeなどのブラウザも影響を受けます。 各ベンダーからのアップデートのアナウンスに注意が必要です。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性はV8エンジンに内在するものであるため、特定のユーザー設定が影響を直接受けるわけではありません。

3. 影響を受けた時の兆候

直接的な「兆候」としては、細工されたWebページを閲覧した際にブラウザがクラッシュする可能性があります。 成功した攻撃では、ユーザーが気づかないうちにシステムが制御されたり、情報が窃取されたり、マルウェアがインストールされたりする可能性があるため、明確な兆候が表れない場合もあります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Google Chrome: Windows版およびLinux版はバージョン142.0.7444.175以降、Mac版はバージョン142.0.7444.176以降に速やかにアップデートしてください。
  • Microsoft Edge: Microsoft Edgeも、この脆弱性が解消されたChromium 142.0.7444.176をベースとするMS Edge 142.0.3595.90以降にアップデートされています。
  • その他のChromiumベースのブラウザ: 各ベンダーから提供される最新のセキュリティアップデートを適用してください。
  • ブラウザの自動更新機能を有効にし、常に最新の状態を保つことを強く推奨します。

4.2 暫定回避策(緩和策)

CVE-2025-13223はすでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性であるため、可能な限り速やかなパッチ適用が最も重要です。 一般的なゼロデイ攻撃に対する防御策としては、以下が挙げられますが、これらは本質的な解決策ではなく、最終的にはアップデートが必要です。 * 多層防御の導入 * 不審なファイルや信頼できないソースからのメール、添付ファイル、リンクの実行回避 * 異常な挙動を早期に検知するためのセキュリティ監視の強化 * ベンダーの正式パッチがリリースされるまでの間、セキュリティ製品の機能を利用した仮想パッチの適用

5. その他解説すべき観点

  • ゼロデイ脆弱性: CVE-2025-13223は、Googleの脅威分析グループ(TAG)によって報告された時点で既に悪用が確認されていたゼロデイ脆弱性です。
  • 報告者: Googleの脅威分析グループ(TAG)のClement Lecigne氏によって報告されました。
  • 関連脆弱性: CVE-2025-13223とともに、同じくV8エンジンの型の取り違えの脆弱性であるCVE-2025-13224も同時に修正されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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