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CVE-2024-4885 の詳細

CVEの情報

説明:
In WhatsUp Gold versions released before 2023.1.3, an unauthenticated Remote Code Execution vulnerability in Progress WhatsUpGold.  The WhatsUp.ExportUtilities.Export.GetFileWithoutZip allows execution of commands with iisapppool\nmconsole privileges.

CVE更新日: 2024-06-25 20:15:12.970000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-03-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.992880000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-4885について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-4885は、Progress社のネットワーク監視ツールであるWhatsUp Goldにおける、認証不要のリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。

この脆弱性は、WhatsUp GoldのWhatsUp.ExportUtilities.Export.GetFileWithoutZipメソッドの実装に起因します。具体的には、ユーザーが提供するパスに対する適切な検証が欠如しており、ファイル操作の際に不正なパスが使用される可能性があります。これにより、攻撃者は細工されたペイロードを送信することで、対象のサーバー上で任意のコードを実行することができます。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者はiisapppool\nmconsoleアカウントの権限で任意のコマンドを実行できます。このアカウントは管理者権限ではありませんが、WhatsUp Goldのコンテキスト内では昇格された権限を持ち、サーバー上でコードを実行し、基盤となるシステムにアクセスする能力があります。

結果として、攻撃者は以下のことが可能になります。 * 完全なホストシステム乗っ取り * 機密情報の窃取 * ランサムウェアのインストール * 内部ネットワークへの侵入(ラテラルムーブメント)

1.2 深刻度

CVE-2024-4885は、CVSSv3スコアが9.8と評価されており、「緊急(Critical)」に分類される極めて深刻な脆弱性です。

また、本脆弱性はCISA(米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)の「既知の悪用されている脆弱性(KEV: Known Exploited Vulnerabilities)」カタログに登録されており、実際の攻撃で積極的に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性の影響を受けるのは、Progress WhatsUp Goldです。 * WhatsUp Goldバージョン2023.1.2およびそれ以前のバージョン * WhatsUp Goldバージョン2023.1.3より前にリリースされたすべてのバージョン

2.2 影響を受ける設定

特に、以下の設定のWhatsUp Goldインスタンスが影響を受けやすくなります。 * インターネットに直接公開されているWhatsUp Goldインスタンス * 管理コンソールやAPIエンドポイントが適切なアクセス制御下にない場合

3. 影響を受けた時の兆候

システムがCVE-2024-4885によって影響を受けた場合、以下のような兆候が見られる可能性があります。 * SIEM(Security Information and Event Management)システムで、不審なリクエストが検出される。 * WhatsUp Goldがインストールされているサーバーから、異常なアウトバウンド接続が確認される。 * 攻撃者によってサーバー上にファイルが書き込まれ、その後リモートで実行される挙動。 * WhatsUp GoldのActive Monitor PowerShell Script機能によって、予期しないPowerShellスクリプトが実行される可能性がある。 * 通常の初期段階の侵害兆候(不審なログオン、不審なURLアクセス、マルウェア実行など)が見られない場合でも、脆弱性悪用の可能性を考慮する必要があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Progress WhatsUp Goldをバージョン23.1.3以降に直ちにアップデートしてください。 このバージョンには、本脆弱性に対するパッチが含まれています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

パッチの適用がすぐにできない場合、以下の緩和策を検討してください。 * WhatsUp Goldサーバーをファイアウォールの背後に配置し、信頼できるIPアドレスまたは内部ネットワークからのみアクセス可能にする。インターネットへの直接公開は避けるべきです。 * 公開されているポート、特にユーザー入力を受け付けるポートについては、厳重な注意を払い、不要な公開を避ける。 * WhatsUp Goldの管理コンソールやAPIエンドポイントに厳格なアクセス制御を適用する。 * すべてのユーザーアカウントに対して強力なパスワードを設定する。 * WhatsUp GoldのActive Monitor PowerShell Script機能の使用を、パッチ適用が完了するまで一時的に停止することを検討する。 * AMSI(Antimalware Scan Interface)などを活用し、WhatsUp GoldのActive Monitor PowerShell Script機能によって実行されるPowerShellスクリプトが、期待されるものと一致するか継続的に監視する。 * Symantec Data Center Securityのデフォルトロックダウンポリシー(sym_win_hardened_sbp)を使用している場合、基盤となるWindowsサーバーを保護し、任意のコマンド実行を防ぐ効果が期待できる。 * DCSのネットワークルールを構成し、NmApi.exeアプリケーションの通信を信頼できるクライアントに制限する。 * ベンダーのアドバイザリを常に監視し、セキュリティパッチがリリースされ次第、迅速に適用する。 * SIEM(Security Information and Event Management)などを活用し、提供された技術的詳細および公式アドバイザリに基づき、不審なリクエストがないか継続的に監視する。 * 公開ポートに対して定期的な自動セキュリティスキャンを実行し、脆弱性が残存していないか確認する。

その他に解説すべき観点

  • 積極的な悪用: CVE-2024-4885は、PoC (Proof-of-Concept) エクスプロイトが公開されており、既に脅威アクターによって積極的に悪用されていることが確認されています。そのため、迅速な対応が不可欠です。
  • 脆弱性の発見: この脆弱性は、研究者によって発見され、ZDI(Zero Day Initiative)がアドバイザリを公開しています。

参照したサイト

  • Progress WhatsUp Gold - Unauthenticated RCE Vulnerability - Armis
  • CVE-2024-4885 - Progress Software WhatsUp Gold RCE vulnerability - Broadcom Inc.
  • Progress Software WhatsUp Gold GetFileWithoutZip Directory Traversal - Remote Code Execution (CVE-2024-4885) - Vulnerability & Exploit Database - Pentest-Tools.com
  • Critical WhatsUp Gold vulnerability actively exploited - Field Effect
  • Critical Progress WhatsUp RCE flaw now under active exploitation - Bleeping Computer
  • NVD-CVE-2024-4885 - NIST
  • CVE-2024-4885 on CISA KEV — In WhatsUp Gold versions released before 2023 | SARA
  • WhatsUp Gold Pre-Auth RCE GetFileWithoutZip Primitive CVE-2024-4885
  • Protecting Against RCE Attacks Abusing WhatsUp Gold Vulnerabilities | Trend Micro (US)
  • CVE-2024-4885: WhatsUp Gold — Path Traversal to Unauthenticated Code Execution
  • Web Attack: Progress WhatsUpGold CVE-2024-4885 - Broadcom Inc.
  • sinsinology/CVE-2024-4885 - GitHub

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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