CVE-2024-4610 の詳細
CVEの情報
説明:
Use After Free vulnerability in Arm Ltd Bifrost GPU Kernel Driver, Arm Ltd Valhall GPU Kernel Driver allows a local non-privileged user to make improper GPU memory processing operations to gain access to already freed memory.This issue affects Bifrost GPU Kernel Driver: from r34p0 through r40p0; Valhall GPU Kernel Driver: from r34p0 through r40p0.
CVE更新日: 2024-06-07 12:15:09.077000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-06-12
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.007640000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2024-4610に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2024-4610は、Arm Ltd製のBifrostおよびValhall GPUカーネルドライバーに存在するUse-After-Free (UAF) の脆弱性です。この脆弱性を悪用することで、ローカルの非特権ユーザーが不適切なGPUメモリ処理操作を実行し、既に解放されたメモリにアクセスできるようになります。
1.1 影響
本脆弱性が悪用された場合、情報漏洩や任意のコード実行、またはプログラムのクラッシュが発生する可能性があります。 特に、チャンク統合が行われる前に悪意のあるデータが入力された場合、write-what-whereプリミティブを利用して任意のコード実行を達成する可能性があります。 また、解放されたメモリが別の場所で適切に割り当てられ使用されていた場合、有効なデータが破損する可能性もあります。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
特定のOSバージョンの記載はありませんが、以下のArm製GPUカーネルドライバーが影響を受けます。これらのドライバーは、スマートフォン、タブレット、スマートTV、各種組み込みシステムなどで広く使用されているMali GPUに搭載されています。
2.2 影響を受ける設定
以下のバージョンのGPUカーネルドライバーが影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策
影響を受けるMali BifrostおよびValhall GPUカーネルドライバーをr41p0以降のバージョンにアップデートすることが推奨されます。 バージョンr41p0は2022年11月にリリースされており、この脆弱性は修正されています。
アップデートは、影響を受けるデバイスのOEM(Original Equipment Manufacturer)によるソフトウェアアップデートプロセス、またはArm Mali Driversダウンロードページを通じて提供されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
具体的な暫定回避策は明示されていません。 一般的なセキュリティ対策として、ベンダーの指示に従って緩和策を適用するか、緩和策が利用できない場合は製品の使用を中止することが推奨されます。 また、定期的なシステムパッチの更新、システムおよびネットワークのアクセス制御の強化、不要なアプリケーションポートやサービスの閉鎖、強力なパスワードポリシーの適用などが一般的なセキュリティ対策として挙げられます。
その他解説すべき観点
参照したサイト