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CVE-2024-43093 の詳細

CVEの情報

説明:
In shouldHideDocument of ExternalStorageProvider.java, there is a possible bypass of a file path filter designed to prevent access to sensitive directories due to incorrect unicode normalization. This could lead to local escalation of privilege with no additional execution privileges needed. User interaction is needed for exploitation.

CVE更新日: 2024-11-13 18:15:21.713000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.3

KEVの情報

KEV更新日: 2024-11-07

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.001380000

EPSS更新日: 2026-06-12 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-43093は、Androidフレームワークに存在するローカル権限昇格の脆弱性であり、積極的に悪用されていることが確認されています。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-43093は、AndroidのExternalStorageProvider.javaコンポーネント内のshouldHideDocument関数における不正確なUnicode正規化に起因するローカル権限昇格の脆弱性です。この不具合により、機密ディレクトリへのアクセスを阻止するためのファイルパスフィルターを攻撃者が回避できる可能性があります。

1.1 影響

攻撃者は、この脆弱性を悪用することで、/Android/data/Android/obb/Android/sandboxといった機密性の高いディレクトリに不正にアクセスできる可能性があります。これにより、データ侵害、プライバシー侵害、または悪意のあるソフトウェアの注入につながる可能性があります。 攻撃にはユーザーの操作が必要です。

この脆弱性は、すでに「限定的かつ標的を絞った攻撃」で積極的に悪用されており、商業的なモバイルスパイウェアベンダーが政府関係者、ジャーナリスト、活動家などの高価値の個人を標的としている可能性があります。 また、他の脆弱性(例:QualcommチップセットのCVE-2024-43047)と組み合わせて悪用されることで、完全なシステム制御を可能にする可能性もあります。

1.2 深刻度

CVE-2024-43093の深刻度は「高」と評価されており、共通脆弱性評価システム(CVSS)v3.1のスコアは7.8です (AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H)。 米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)の「既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」にも掲載されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のGoogle Androidのバージョンが影響を受けます。

  • Android 12
  • Android 12L
  • Android 13
  • Android 14
  • Android 15

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、Androidフレームワークコンポーネント、特にExternalStorageProvider.javashouldHideDocument関数およびGoogle Playシステムアップデートの「Documents UI」コンポーネントに存在します。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けた場合の兆候としては、以下が挙げられます。

  • /Android/data/Android/obb/Android/sandboxなどの機密ディレクトリへの異常なアクセスパターン。
  • アプリケーションの予期せぬ動作や、データ不正流出の試み。
  • メモリ破損の兆候、アプリケーションの予期せぬエラー発生、不安定な動作、特に最近アクセスまたは変更されたファイルの破損、頻繁で説明のつかないクラッシュや再起動。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Androidデバイスを最新のセキュリティアップデートに適用することが強く推奨されます。この脆弱性は、2024年11月のAndroidセキュリティアップデート(パッチレベル2024-11-05以降)で修正されています。また、2025年3月のセキュリティパッチレベル2025-03-01または2025-03-05以降でも修正が適用されています。

Android 11以前のデバイスはサポートが終了しているため、これらの古いデバイスを使用しているユーザーは、できるだけ早く新しいAndroidデバイスへの移行が推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 定期的なアップデートの確認と適用: デバイスの設定で定期的にアップデートを確認し、利用可能になったらすぐにインストールしてください。
  • アプリの権限を制限する: アプリの権限を確認し、可能な場合は機密データへのアクセスを制限します(設定 > アプリ > 権限)。
  • Google Play プロテクトを有効にする: Google Play プロテクトを有効にすることで、悪意のあるアプリから保護することができます。
  • 不審なアプリのインストールを避ける: 信頼できないソースからのアプリケーションのインストールを避けてください。

5. 他に解説すべき観点

  • この脆弱性は、Google Project ZeroのSeth Jenkins氏とAmnesty International Security LabのConghui Wang氏によって報告されました。
  • CISAのBOD 22-01により、米国の連邦政府機関は、既知の悪用された脆弱性カタログに掲載された脆弱性に対し、指定された期日(CVE-2024-43093の場合は2024年11月28日)までに対応することが義務付けられています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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