CVE-2024-41710 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the Mitel 6800 Series, 6900 Series, and 6900w Series SIP Phones, including the 6970 Conference Unit, through R6.4.0.HF1 (R6.4.0.136) could allow an authenticated attacker with administrative privilege to conduct an argument injection attack, due to insufficient parameter sanitization during the boot process. A successful exploit could allow an attacker to execute arbitrary commands within the context of the system.
CVE更新日: 2024-08-12 19:15:16.850000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.2
KEVの情報
KEV更新日: 2025-02-12
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.416460000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2024-41710は、Mitel製SIP電話機(6800シリーズ、6900シリーズ、6900wシリーズ)および6970会議ユニットのファームウェアに存在するリモートコード実行の脆弱性です。この脆弱性は、認証された管理者ユーザーが引数インジェクション攻撃を介して任意のコマンドを実行できることを許します。
1. 脆弱性の概要
Mitel 6800シリーズ、6900シリーズ、および6900wシリーズSIP電話機(6970会議ユニットを含む)のファームウェアR6.4.0.HF1(R6.4.0.136)までのバージョンにおいて、ブートプロセス中のパラメータサニタイズが不十分であることに起因する引数インジェクションの脆弱性です。 認証された管理者権限を持つ攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、システムコンテキスト内で任意のコマンドを実行することが可能になります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、認証された攻撃者がSIP電話システムのコンテキスト内でネットワーク経由で任意のコマンドを実行できます。これにより、デバイスの機密性、完全性、可用性が侵害される可能性があります。 実際に、Aquabotボットネットの亜種がこの脆弱性を悪用し、DDoS攻撃を行うネットワークにデバイスを組み込もうとしていることが観測されています。
1.2 深刻度
CVSSv3.1の基本スコアは7.2(High)と評価されています。 攻撃ベクトルはネットワークであり、攻撃の複雑さは低いです。特権レベルは高(管理者権限が必要)ですが、機密性、完全性、可用性への影響はすべて高とされています。 米国CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の「Known Exploited Vulnerabilities Catalog (KEV)」にも追加されており、活発に悪用されていることが確認されています。
2. 対象となる環境
Mitel製の以下のSIP電話機および会議ユニットが影響を受けます。
2.1 影響を受けるOSバージョン
特定のOSバージョンというよりは、Mitelデバイスのファームウェアバージョンが関係します。 ファームウェアバージョン R6.4.0.HF1(R6.4.0.136)までが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
ブートプロセス中のパラメータサニタイズの不備が原因であるため、特定のユーザー設定によって脆弱性が有効になるわけではありません。しかし、攻撃には認証された管理者権限が必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策
Mitelは、この脆弱性に対する修正を含むセキュリティアドバイザリとパッチを2024年7月中旬にリリースしています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト