Trusted Design

CVE-2024-39717 の詳細

CVEの情報

説明:
The Versa Director GUI provides an option to customize the look and feel of the user interface. This option is only available for a user logged with Provider-Data-Center-Admin or Provider-Data-Center-System-Admin. (Tenant level users do not have this privilege). The “Change Favicon” (Favorite Icon) option can be mis-used to upload a malicious file ending with .png extension to masquerade as image file. This is possible only after a user with Provider-Data-Center-Admin or Provider-Data-Center-System-Admin has successfully authenticated and logged in.

CVE更新日: 2024-08-22 19:15:09.173000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.2

KEVの情報

KEV更新日: 2024-08-23

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.040060000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-39717は、Versa Networks社のVersa Directorに存在する、危険なタイプのファイルの無制限アップロードの脆弱性です。この脆弱性は、すでに実際の攻撃で悪用されていることが確認されており、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されています。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響 本脆弱性は、Provider-Data-Center-AdminまたはProvider-Data-Center-System-Admin権限を持つ認証済みユーザーが、悪意のあるファイルをアップロードできることにより、特権昇格やリモートコード実行につながる可能性があります。この悪用により、システム侵害、データ漏洩、および認証情報の窃取が発生するおそれがあります。攻撃者は、この脆弱性を利用して「VersaMem」と呼ばれるカスタムWebシェルをデプロイし、認証情報を収集してダウンストリーム顧客のネットワークへのアクセスを可能にしています。

1.2 深刻度 深刻度は「高(High)」と評価されており、CVSS v3.1スコアは7.2です。 この脆弱性は、積極的に悪用されている証拠があるため、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに掲載されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン Versa Directorのバージョン22.1.4より前のすべてのバージョンが影響を受けます。具体的には、以下のバージョンが脆弱です。 * Versa Director 21.2.3(2024年6月21日のホットフィックスより前にリリースされたイメージ) * Versa Director 22.1.1(すべてのイメージ) * Versa Director 22.1.2(2024年6月21日のホットフィックスより前にリリースされたイメージ) * Versa Director 22.1.3(2024年6月21日のホットフィックスより前にリリースされたイメージ)

2.2 影響を受ける設定 この脆弱性は、Versa Directorの管理ポート(特にHAペアリングトラフィックに使用されるポート4566および4570)がインターネットに露出している場合に悪用されます。これは、多くの場合、システム強化とファイアウォールガイドラインの不履行が原因です。 脆弱性の悪用には、Provider-Data-Center-AdminまたはProvider-Data-Center-System-Admin権限を持つ認証済みユーザーが、「Change Favicon」オプションを不正利用する必要があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • /var/versa/vnms/web/custom_logo/フォルダー内に、image/pngタイプではない不審なファイルが存在する。コマンド file -b –mime-type <.png file> でファイルタイプを確認できます。
  • 攻撃者によって制御されたSOHO(Small Office/Home Office)デバイスがゼロデイ脆弱性を悪用している兆候。具体的には、ポート4566への短時間のTCPトラフィックの直後に、非VersaノードIPアドレス(例:SOHOデバイス)からポート443を介した中規模から大規模なHTTPSトラフィックが見られる場合があります。
  • 「VersaMem」Webシェルのデプロイ。

4. 推奨対策

4.1 本対策 Versa Directorを以下の修正済みバージョンにアップグレードしてください。 * Versa Director 21.2.3(2024年6月21日以降のホットフィックス) * Versa Director 22.1.2(2024年6月21日以降のホットフィックス) * Versa Director 22.1.3(2024年6月21日以降のホットフィックス) * Versa Director 22.1.4(すべてのイメージ)

4.2 暫定回避策(緩和策) * Versa Directorのシステム強化とファイアウォールガイドラインを実装し、管理ポートがインターネットに露出しないようにしてください。 * ポート4566および4570への外部/北方向からのアクセスをブロックし、これらのポートがアクティブおよびスタンバイのVersa Directorノード間のHAペアリングトラフィックにのみ開放されるようにしてください。 * アクセス制御を強化してください。 * Versa Networksが提供するセキュリティアドバイザリを確認し、推奨されるベストプラクティスに従ってください。

他に解説すべき観点

  • 攻撃者: このゼロデイ脆弱性の悪用と「VersaMem」Webシェルの運用は、中国の国家支援型脅威アクターであるVolt TyphoonおよびBronze Silhouetteに中程度の確度で関連付けられています。
  • 攻撃の経路: 攻撃者は、Provider-Data-Center-AdminまたはProvider-Data-Center-System-Adminなどの認証済み管理者権限を悪用し、「Change Favicon」オプションを通じて、悪意のあるファイルを.png拡張子を偽装してアップロードします。初期アクセスは、管理ポートがインターネットに公開されている場合に得られることが多いです。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る