Trusted Design

CVE-2024-38812 の詳細

CVEの情報

説明:
The vCenter Server contains a heap-overflow vulnerability in the implementation of the DCERPC protocol. A malicious actor with network access to vCenter Server may trigger this vulnerability by sending a specially crafted network packet potentially leading to remote code execution.

CVE更新日: 2024-09-17 18:15:03.920000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2024-11-20

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.545710000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-38812は、VMware vCenter Serverにおける深刻な脆弱性です。以下にその詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

VMware vCenter ServerのDCE/RPCプロトコルの実装に、ヒープ領域でのバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2024-38812)が存在します。これは、動的に確保可能なメモリ領域であるヒープ領域で発生するバッファオーバーフローです。攻撃者は、特別に細工されたネットワークパケットを送信することで、この脆弱性を悪用し、標的の環境で任意のコードを実行する可能性があります。

1.1 影響 * ネットワークアクセスを持つ攻撃者によるリモートでの任意のコード実行(RCE)が可能になります。 * システムの整合性および機密性が侵害される可能性があります。 * 管理者権限でのシステムの不正操作による情報窃取などの被害が発生する可能性があります。

1.2 深刻度 * CVSSv3ベーススコアは9.8であり、「Critical(緊急)」と評価されています。 * Broadcom社は、本脆弱性がすでに悪用されていることを確認しています。 また、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) リストにも追加されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のVMware製品およびバージョンが影響を受けます。 * VMware vCenter Server 7.0 * VMware vCenter Server 8.0 * VMware Cloud Foundation 4.x * VMware Cloud Foundation 5.x, 5.1.x

2.2 影響を受ける設定 * VMware vCenter ServerのDCE/RPCプロトコルの実装におけるヒープオーバーフローの脆弱性です。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 通常と異なるネットワークからの送信トラフィック。
  • vCenter Server関連のプロセスがクラッシュする。
  • 予期しないメモリ消費が増大する。
  • サービス運用妨害(DoS)が発生し、ディスクがコアダンプで枯渇する可能性があるが、これは自己回復可能です。

4. 推奨対策

4.1 本対策 Broadcom社より公開されている修正パッチを速やかに適用することが強く推奨されます。

  • VMware vCenter Server 8.0: Update 3d または Update 2e を適用してください。 (2024年9月17日にリリースされた初期パッチでは完全に解決されていなかったため、2024年10月21日に修正版がリリースされています。)
  • VMware vCenter Server 7.0: Update 3t を適用してください。 (こちらも2024年9月17日リリース版から更新されています。)
  • VMware Cloud Foundation: 非同期パッチを参照し、適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策) 明確な暫定回避策は確認されていません。 しかし、以下のような一般的な監視と検出の戦略が推奨されます。 * Google Cloud VMware Engineでは、本脆弱性が悪用される可能性のあるポート(2012, 2014, 2020)をブロックし、複数レベルの認証と認可によってリスクを軽減しています。 * 本脆弱性による認証前のDoS攻撃は、ディスク起因であり自己回復可能であるため、ブルーチームにとっては高信頼性の検出および緩和策となり得ます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る