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CVE-2024-38213 の詳細

CVEの情報

説明:
Windows Mark of the Web Security Feature Bypass Vulnerability

CVE更新日: 2024-08-13 18:15:30.750000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 6.5

KEVの情報

KEV更新日: 2024-08-13

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.136260000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-38213に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-38213は、Microsoft WindowsのMark of the Web (MotW) セキュリティ機能バイパスの脆弱性です。この脆弱性は、Zero Day Initiative (ZDI) によって「Copy2Pwn」と名付けられました。攻撃者はこの脆弱性を悪用して、インターネットからダウンロードされたファイルに通常適用されるMotW保護を回避し、Windows SmartScreenやその他のセキュリティメカニズムを迂回することが可能になります。この問題は、WebDAV共有からファイルをコピー&ペーストする際に、MotWの保護が適切に適用されないことに起因します。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はWindowsのセキュリティ警告なしに悪意のあるファイルをユーザーに実行させることができます。これにより、ソーシャルエンジニアリング攻撃を通じて、ユーザーが危険を認識することなく悪意のあるペイロードが実行される可能性があります。具体的には、Windows Defender SmartScreenやMicrosoft Office Protected Viewによる保護が機能しない状態でファイルが開かれ、リモートコード実行(RCE)につながる可能性があります。その結果、マルウェアのインストール、機密データへのアクセス、新規アカウントの作成、その他の不正行為が行われる恐れがあります。

1.2 深刻度

  • CVSSv2 基本スコア: 7.8 (High)
  • CVSSv3.1 基本スコア: 6.5 (Medium)
  • Microsoftの評価: Moderate
  • 米CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されており、実際に悪用が確認されている脆弱性です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます:

  • Microsoft Windows 10 (バージョン 1507, 1607, 1809, 21H2, 22H2)
  • Microsoft Windows 11 (バージョン 21H2, 22H2, 23H2)
  • Microsoft Windows Server 2012, 2012 R2, 2016, 2019, 2022, 2022 23H2

2.2 影響を受ける設定

  • Mark of the Web (MotW) セキュリティ機能
  • WebDAV共有からファイルをコピー&ペーストする操作

3. 影響を受けた時の兆候

CISAは、パッチが適用された日ではなく、脆弱性がKEVカタログに追加された2024年8月13日から悪用の兆候を探すことを推奨しています。具体的には、WebDAV共有からコピーされたファイルがWindows Defender SmartScreenやMicrosoft Office Protected Viewなどの警告なしに実行されている形跡がないかを確認する必要があります。また、悪意のあるペイロードの実行やその他の不正なアクティビティの兆候がないか、システムを監視することが重要です。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoftは2024年6月にこの脆弱性に対するパッチを公開し、2024年8月の月例セキュリティ更新プログラム(Patch Tuesday)で詳細が開示されました。
  • 影響を受けるシステムには、速やかにベンダーが提供する修正プログラムを適用することが強く推奨されます。CISAは、政府機関に対し2024年9月3日までに修正プログラムまたは緩和策を適用するよう義務付けています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • この種の脆弱性を悪用するには、一般的に攻撃者が脆弱な端末にアクセスできる必要があるため、信頼できないネットワークからのアクセスを制限することが緩和策として考えられます。
  • 現時点では、本対策が提供されているため、特定の暫定回避策についての詳細な情報は不明です。

参照したサイト

その他解説すべき観点

  • 根本原因: この脆弱性は、WindowsのMark of the Web (MotW) 実装における保護メカニズムの失敗 (CWE-693) に起因します。ファイルがWebDAV共有からコピーまたは処理される際に、MotWの指定が除去されるか、全く適用されないという不具合が存在します。
  • 悪用状況: この脆弱性は、DarkGateキャンペーンを展開しているWater HydraおよびDarkCasinoとして知られる脅威グループによって悪用されました。
  • 公開日: CVE-2024-38213は2024年8月13日にNVDに公開され、2025年10月28日にNVDデータベースで最終更新されています。

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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