CVE-2024-38193 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows Ancillary Function Driver for WinSock Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2024-08-13 18:15:28.230000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-08-13
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.287390000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2024-38193について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2024-38193は、Windows Ancillary Function Driver for WinSock (AFD.sys) における権限昇格の脆弱性です。これは、特定のソケット操作における不適切な入力処理に起因するUse-After-Freeの脆弱性 (CWE-416) です。
1.1 影響
本脆弱性を悪用されると、ローカル認証された低権限の攻撃者がSYSTEMレベルの権限を獲得し、システムを完全に制御する可能性があります。これにより、影響を受けるシステム上のすべてのデータへの無制限の読み取りアクセス(機密性の侵害)、任意のシステムコンポーネントの変更(完全性の侵害)、およびシステムの可用性の完全な喪失につながる可能性があります。 この脆弱性は、北朝鮮関連の国家支援型攻撃者であるLazarus Groupによってゼロデイ攻撃として悪用され、FudModuleと呼ばれるルートキットの検出を回避するために利用されました。
1.2 深刻度
CVSS v3.1ベーススコアは7.8で、「High」の深刻度と評価されています。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)は、この脆弱性を「既知の悪用されている脆弱性(KEV)」カタログに追加しており、実際に悪用されていることが確認されています。 EPSS(Exploit Prediction Scoring System)スコアも高く(98パーセンタイルで29%または98.8パーセンタイルで74.83%)、近いうちに悪用される可能性が高いことを示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
AFD.sys (Ancillary Function Driver for WinSock) は、Windowsネットワークの中核となるカーネルモードドライバーであるため、WindowsソケットのRegistered I/O拡張機能に脆弱性が存在します。 ユーザーが特定の機能を有効にする必要はなく、基本的なWindowsネットワーク機能が有効な環境であれば影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
以下のような兆候が見られる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftが提供する最新のセキュリティパッチ(特に2024年8月のセキュリティ更新プログラム)を速やかに適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト: