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CVE-2024-3272 の詳細

CVEの情報

説明:
** UNSUPPORTED WHEN ASSIGNED ** A vulnerability, which was classified as very critical, has been found in D-Link DNS-320L, DNS-325, DNS-327L and DNS-340L up to 20240403. This issue affects some unknown processing of the file /cgi-bin/nas_sharing.cgi of the component HTTP GET Request Handler. The manipulation of the argument user with the input messagebus leads to hard-coded credentials. The attack may be initiated remotely. The exploit has been disclosed to the public and may be used. The associated identifier of this vulnerability is VDB-259283. NOTE: This vulnerability only affects products that are no longer supported by the maintainer. NOTE: Vendor was contacted early and confirmed immediately that the product is end-of-life. It should be retired and replaced.

CVE更新日: 2024-04-04 01:15:50.123000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2024-04-11

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.980380000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-3272は、D-Link製NASデバイスに影響を与える深刻な認証バイパスの脆弱性です。以下に、この脆弱性に関する詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-3272は、D-Link製NASデバイスの複数モデルに存在する、ハードコードされた認証情報に起因する認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性は、/cgi-bin/nas_sharing.cgiファイル内のHTTP GETリクエストハンドラコンポーネントに存在します。攻撃者はuser引数をmessagebusという値で操作することにより、ハードコードされた認証情報を悪用し、パスワードなしで脆弱なデバイスへの不正アクセスを可能にします。これにより、バックドアアカウントが作成された状態となります。

この脆弱性は、D-Link NASデバイスに存在するもう一つの脆弱性であるOSコマンドインジェクション(CVE-2024-3273)と組み合わせて悪用されることが多く、認証なしでリモートから任意のコマンドを実行できる可能性があります。

1.1 影響

攻撃者は、この脆弱性を悪用することで、NASデバイスの管理インターフェースへの不正アクセスが可能となります。これにより、保存されているデータの読み取り、変更、削除、デバイス構成の変更、さらには他のエクスプロイトと組み合わせることでリモートコード実行(RCE)につながる可能性があります。結果として、機密情報への不正アクセス、システム設定の改ざん、またはサービス拒否(DoS)の状態を引き起こす可能性があります。

1.2 深刻度

NVD (National Vulnerability Database) によると、CVE-2024-3272のCVSSv3.1基本スコアは9.8(Critical)と評価されており、非常に深刻な脆弱性です。攻撃ベクトルはネットワーク経由であり、認証やユーザーの操作は不要です。

この脆弱性は、米サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに登録されており、実社会で活発に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンというよりも、D-Link製NASデバイスのファームウェアに脆弱性が存在します。

2.2 影響を受ける設定

以下のD-Link製NASデバイスのモデルが影響を受けます。

  • D-Link DNS-320L (特にバージョン 1.11, 1.03.0904.2013, 1.01.0702.2013)
  • D-Link DNS-325 (特にバージョン 1.01)
  • D-Link DNS-327L (特にバージョン 1.09, 1.00.0409.2013)
  • D-Link DNS-340L (特にバージョン 1.08)

これらの製品は、D-Linkによってサポート終了(EOL)が宣言されており、ベンダーから新たなパッチは提供されません。

3. 影響を受けた時の兆候

  • NASデバイスの管理インターフェースへの不正アクセス。
  • デバイス上に保存されているデータの予期せぬ変更、削除、または情報漏洩の兆候。
  • NASデバイスの構成設定が許可なく変更されている。
  • 不審なネットワーク通信や、外部への未知の接続。
  • CVE-2024-3273と組み合わせて悪用された場合、NASデバイス上で任意のコマンドが実行された形跡。

4. 推奨対策

4.1 本対策

影響を受けるD-Link製NASデバイスはすべてサポート終了(EOL)製品であり、D-Linkは脆弱性に対応するパッチを提供していません。そのため、唯一の推奨される恒久的な対策は、直ちにこれらの製品の使用を停止し、安全な代替製品に交換することです。

4.2 暫定回避策(緩和策)

D-Linkはパッチを提供していないため、根本的な暫定回避策は存在しません。しかし、製品をすぐに交換できない場合の緩和策としては以下が考えられます。

  • インターネットからの隔離: 影響を受けるNASデバイスをインターネットから物理的または論理的に隔離し、外部からのアクセスを完全に遮断します。
  • ネットワークアクセスの制限: ファイアウォールやアクセス制御リスト(ACL)を設定し、信頼できるネットワークセグメントからのアクセスのみを許可するように制限します。
  • 不正アクセス監視: ネットワークトラフィックを監視し、/cgi-bin/nas_sharing.cgiへの不正なアクセスやuser=messagebusを含むHTTP GETリクエストなど、異常なアクティビティがないかを確認します。

これらの緩和策はあくまで一時的なものであり、脆弱性を完全に解消するものではありません。可能な限り迅速に製品の交換を行うことが重要です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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