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CVE-2024-29059 の詳細

CVEの情報

説明:
.NET Framework Information Disclosure Vulnerability

CVE更新日: 2024-03-23 00:15:09.150000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2025-02-04

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.986240000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-29059に関する調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-29059は、Microsoft .NET Frameworkにおける情報漏えいの脆弱性です。この脆弱性により、リモートの攻撃者がエラーメッセージを介して実装の詳細を露呈させ、機密情報を取得する可能性があります。認証やユーザーインタラクションなしに機密データが抽出される可能性があります。

1.1 影響 攻撃者は、エラーメッセージに含まれる詳細な内部情報、ファイルパス、設定情報、または内部状態データにアクセスできる可能性があります。 また、.NET Remotingを介してObjRefsを漏洩させることにより、リモートオブジェクトにアクセスし、アプリケーションデータへの不正アクセスや、リモートコード実行(RCE)につながる可能性があります。

1.2 深刻度 CVSS v3.1基本評価スコアは「7.5」(重要:High)と評価されています。 詳細なCVSSv3.1ベクトルは「CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N」です。これは以下のことを示します。 * 攻撃元区分 (AV:N): ネットワーク経由で悪用可能。 * 攻撃条件の複雑さ (AC:L): 攻撃の複雑さは低い。 * 攻撃に必要な特権レベル (PR:N): 特権は不要。 * 利用者の関与 (UI:N): ユーザーの関与は不要。 * 影響の想定範囲 (S:U): 変更なし。 * 機密性への影響 (C:H): 機密性への影響は高い。 * 完全性への影響 (I:N): 完全性への影響はなし。 * 可用性への影響 (A:N): 可用性への影響はなし。

この脆弱性は、CISA(サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalogに登録されており、活発な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 本脆弱性は、Microsoft .NET Frameworkの以下のバージョンに影響を及ぼします。 * Microsoft .NET Framework 2.0 SP2 * Microsoft .NET Framework 3.0 SP2 * Microsoft .NET Framework 3.5 * Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 * Microsoft .NET Framework 3.5 および 4.6/4.6.2 * Microsoft .NET Framework 3.5 および 4.7.2 * Microsoft .NET Framework 3.5 および 4.8 * Microsoft .NET Framework 3.5 および 4.8.1 * Microsoft .NET Framework 4.6.2 * Microsoft .NET Framework 4.6.2/4.7/4.7.1/4.7.2 * Microsoft .NET Framework 4.8

また、Windows Server 2008 R2 SP1も影響を受けるソフトウェア構成としてNVDに記載されています。

2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、.NET Frameworkのエラー処理メカニズムの不適切な実装(CWE-209: Generation of Error Message Containing Sensitive Information)に起因します。 これにより、詳細な内部情報がエラーメッセージを通じて意図せず外部に公開されます。特に、HTTP .NET Remotingを使用している環境でObjRef(オブジェクト参照)の漏えいが発生する可能性があります。HTTP Remotingは非推奨の技術であり、レガシーなソフトウェアやサービスで使用されている可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • システムから通常では公開されない機密性の高い実装の詳細、ファイルパス、設定情報、または内部状態データを含むエラーメッセージが外部に送信される。
  • 不正なシステムアクセスや機密データの窃取、あるいは意図しないコードの実行が発生する。
  • WebサーバーのログをSIEM(Security Information and Event Management)やEDR(Endpoint Detection and Response)製品で監視することで、ホスト侵入の兆候を検出できる場合があります。
  • 特定のHTTP GETリクエスト(例: /RemoteApplicationMetadata.rem?wsdl)を介してObjRefの漏えいが検出される。

4. 推奨対策

4.1 本対策 * セキュリティ更新プログラムの適用: Microsoftが提供するCVE-2024-29059に対応するセキュリティパッチを適用してください。 * 定期的な更新: Microsoftからの.NET Frameworkのセキュリティおよび品質更新プログラムを含む、すべての累積的な月次更新プログラムをサーバーが確実に受け取るようにしてください。 * HTTP Remotingからの移行: HTTP Remotingは非推奨であるため、これに依存するWebサービスは、最新の技術への更新、アップグレード、または置き換えを計画してください。

4.2 暫定回避策(緩和策) アップグレードなどが直ちに実施できない場合(例: サポート終了済みのシステム)は、以下の緩和策を検討してください。 * WAF/NGFWの導入: Web Application Firewall (WAF) または次世代ファイアウォール (NGFW) をサービスの手前に配置し、悪意のあるリクエストをブロックする。 * IPホワイトリスティング: 許可されたIPアドレスからのアクセスのみを許可する。 * 地理ベースのIPブロッキング: 特定の地域からのIPアドレスをブロックする。 * マイクロセグメンテーション: バックエンドインフラストラクチャにマイクロセグメンテーションを導入し、侵害時の横方向への移動を制限する。 * ログ監視の強化: SIEMおよびEDR製品を介してWebサーバーログを継続的に監視し、ホスト侵入を検出する。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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