CVE-2024-23897 の詳細
CVEの情報
説明:
Jenkins 2.441 and earlier, LTS 2.426.2 and earlier does not disable a feature of its CLI command parser that replaces an '@' character followed by a file path in an argument with the file's contents, allowing unauthenticated attackers to read arbitrary files on the Jenkins controller file system.
CVE更新日: 2024-01-24 18:15:09.370000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-08-19
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999990000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2024-23897は、オープンソースのCI/CDツールであるJenkinsに存在する重大な脆弱性です。以下に、指定された観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
Jenkinsのコマンドラインインターフェース (CLI) のコマンドパーサーに存在する、任意のファイル読み取りの脆弱性です。Jenkinsは
args4jライブラリを使用してCLIコマンドの引数を解析しますが、このライブラリのexpandAtFiles機能がデフォルトで有効になっており、引数内の「@」文字に続くファイルパスをファイルの内容に置き換えてしまうことに起因します。この機能は、Jenkins 2.441以前およびLTS 2.426.2以前のバージョンでは無効化できませんでした。1.1 影響
この脆弱性により、認証されていない攻撃者がJenkinsコントローラーのファイルシステム上の任意のファイルを読み取ることが可能になります。認証されていない場合、通常はファイルの最初の数行のみを読み取ることができますが、"Overall/Read"権限を持つ攻撃者の場合はファイル全体を読み取ることが可能です。
機密ファイル(例:認証情報、APIキー、ソースコード、秘密鍵など)が漏洩する可能性があり、特定の条件下では、これがリモートコード実行 (RCE) につながる恐れがあります。
1.2 深刻度
Jenkinsセキュリティチームによって「Critical(クリティカル)」と評価されており、共通脆弱性評価システム (CVSSv3.1) のベーススコアは9.8です。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁 (CISA) は、この脆弱性が「悪用が確認された脆弱性カタログ (KEV)」に追加されており、実際に悪用が確認されていると報告しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンに依存するものではなく、Jenkinsソフトウェアのバージョンに依存します。
2.2 影響を受ける設定
args4jライブラリのexpandAtFiles機能がデフォルトで有効になっていることに起因します。3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
4.1 本対策
以下のバージョンにJenkinsをアップグレードしてください。 * Jenkins 2.442 * Jenkins LTS 2.426.3 影響を受ける可能性のあるプラグインについても、修正されたアップデートが提供されているため、適用が必要です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト