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CVE-2024-23225 の詳細

CVEの情報

説明:
A memory corruption issue was addressed with improved validation. This issue is fixed in iOS 16.7.6 and iPadOS 16.7.6, iOS 17.4 and iPadOS 17.4. An attacker with arbitrary kernel read and write capability may be able to bypass kernel memory protections. Apple is aware of a report that this issue may have been exploited.

CVE更新日: 2024-03-05 20:16:01.370000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2024-03-06

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.014810000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2024-23225に関する調査結果を以下にまとめます。

1. 脆弱性の概要

CVE-2024-23225は、Appleのカーネルにおけるメモリ破損の脆弱性です。この脆弱性は、不適切な検証に起因し、任意のカーネル読み取り/書き込み機能を持つ攻撃者がカーネルメモリ保護をバイパスすることを可能にします。Appleはこの脆弱性が積極的に悪用されたことを認識しており、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はカーネルメモリ保護をバイパスし、機密性、完全性、可用性の完全な侵害を伴う、デバイスの完全なシステム侵害を達成する可能性があります。これにより、永続的な不正アクセスや機密データへのアクセスが可能になります。

1.2 深刻度

CVSSv3.1の基本スコアは7.8で、「高」の深刻度に分類されます。攻撃ベクトルはローカルであり、攻撃の複雑性は低く、必要な特権は低く、ユーザーインタラクションは不要です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、以下のApple製品およびそれらの特定のバージョンに影響します。

  • iOS: 17.4未満、および16.7.6未満のバージョン
  • iPadOS: 17.4未満、および16.7.6未満のバージョン
  • macOS: macOS Sonoma 14.4未満、macOS Ventura 13.6.5未満、macOS Monterey 12.7.4未満のバージョン
  • tvOS: 17.4未満のバージョン
  • visionOS: 1.1未満のバージョン
  • watchOS: 10.4未満のバージョン

具体的な影響を受けるデバイス(iOS/iPadOSの場合):

  • iPhone XS以降
  • iPad (第6世代以降)
  • iPad Air (第3世代以降)
  • iPad mini (第5世代以降)
  • iPad Pro 12.9インチ (第2世代以降)
  • iPad Pro 10.5インチ
  • iPad Pro 11インチ (第1世代以降)
  • iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPad (第5世代)、iPad Pro 9.7インチ、iPad Pro 12.9インチ (第1世代) (iOS 16.7.6 / iPadOS 16.7.6でパッチ適用)

2.2 影響を受ける設定

特定の「影響を受ける設定」については、検索結果から明示的な情報は見つかりませんでした。この脆弱性は、カーネルのメモリ管理サブシステムにおける不適切な検証に起因するため、特定のユーザー設定に依存するものではないと考えられます。

3. 影響を受けた時の兆候

影響を受けた際の兆候としては、以下が挙げられます。

  • 予期せぬカーネルパニックやデバイスの再起動。
  • iOS/iPadOSデバイスに不正または不審なプロファイルがインストールされている。
  • モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを通じて検出可能な異常なプロセス動作やメモリアクセスパターン。
  • 本来であれば脱獄されていないはずのデバイスに脱獄の兆候が見られる。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Appleは、このメモリ破損の問題を改善された検証で対処しました。影響を受けるすべてのAppleデバイスに対し、利用可能なセキュリティアップデートを直ちに適用することが推奨されます。

  • iOSデバイス: iOS 17.4 または iOS 16.7.6 (古いデバイス向け) にアップデート。
  • iPadOSデバイス: iPadOS 17.4 または iPadOS 16.7.6 (古いデバイス向け) にアップデート。
  • macOSデバイス: macOS Sonoma 14.4、macOS Ventura 13.6.5、macOS Monterey 12.7.4 にアップデート。
  • tvOSデバイス: tvOS 17.4 にアップデート。
  • visionOSデバイス: visionOS 1.1 にアップデート。
  • watchOSデバイス: watchOS 10.4 にアップデート。

自動アップデートを有効にすることも推奨されます(「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデートを有効にする」)。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ジャーナリスト、活動家、幹部などの高リスクの個人が使用するデバイスでは、「ロックダウンモード」を有効にすることを検討してください。
  • 組織内のすべてのAppleデバイスのインベントリを実施し、露出度に基づいてパッチ適用を優先します。
  • Mobile Device Management (MDM) ソリューションを導入し、デバイスの整合性を監視し、不正な変更を検出します。
  • カーネルレベルの異常を監視できるエンドポイント検出および応答(EDR)ソリューションを実装します。
  • 時代遅れのiOS/iPadOSバージョンを実行しているデバイスを監視します。
  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilities Catalogで、この脆弱性に関する最新のガイダンスを確認します。

その他解説すべき観点

  • 悪用状況: この脆弱性は、パッチが公開される前に積極的に悪用されていたことが確認されています(ゼロデイ脆弱性)。
  • 攻撃チェーンでの利用: この脆弱性は、攻撃者が標的のデバイスに初期アクセスを得るための他の脆弱性(例: Safari WebKitの脆弱性)と組み合わせて使用され、完全なデバイス侵害を達成する可能性があります。
  • CWE: この脆弱性は、メモリ破損の一般的なタイプである「CWE-787: Out-of-bounds Write」に分類されます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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