CVE-2024-21762 の詳細
CVEの情報
説明:
A out-of-bounds write in Fortinet FortiOS versions 7.4.0 through 7.4.2, 7.2.0 through 7.2.6, 7.0.0 through 7.0.13, 6.4.0 through 6.4.14, 6.2.0 through 6.2.15, 6.0.0 through 6.0.17, FortiProxy versions 7.4.0 through 7.4.2, 7.2.0 through 7.2.8, 7.0.0 through 7.0.14, 2.0.0 through 2.0.13, 1.2.0 through 1.2.13, 1.1.0 through 1.1.6, 1.0.0 through 1.0.7 allows attacker to execute unauthorized code or commands via specifically crafted requests
CVE更新日: 2024-02-09 09:15:08.087000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-02-09
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.834280000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2024-21762は、Fortinet社製FortiOSおよびFortiProxyのSSL VPN機能に存在する深刻な脆弱性です。以下にその詳細を解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2024-21762は、Fortinet製FortiOSおよびFortiProxyのsslvpnd(SSL VPNデーモン)における境界外書き込み(Out-of-bounds Write)の脆弱性(CWE-787)です。この脆弱性が悪用されると、認証されていない遠隔の第三者が、特別に細工されたHTTPリクエストを送信することで、任意のコードまたはコマンドを実行する可能性があります。 Fortinetは、この脆弱性が悪用される可能性を示唆しており、米国CISA(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)もこの脆弱性を既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加しています。
1.1 影響
本脆弱性が悪用された場合、攻撃者は脆弱なシステム上でリモートコード実行(RCE)を達成し、root権限でシステムを完全に制御できるようになります。これにより、機密データへの不正アクセス、システム設定の操作、重要なネットワーク管理システムにおける永続的な制御権の取得など、深刻なリスクが生じる可能性があります。
1.2 深刻度
CVE-2024-21762の深刻度は「Critical(緊急)」と評価されており、CVSSv3スコアは9.6または9.8です。 悪用の複雑性は「低」であり、認証も不要であるため、攻撃が容易であるとされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のFortiOSおよびFortiProxyのバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
本脆弱性の影響を受けるのは、SSL VPN機能が有効になっている環境です。
3. 影響を受けた時の兆候
現時点の調査結果では、CVE-2024-21762に特化した具体的な「兆候」は明確に記載されていません。しかし、攻撃者が任意のコードを実行できるため、システムログの異常、予期しないプロセス実行、設定の改ざん、ネットワークトラフィックの増加などが考えられます。また、パッチ適用後も攻撃者がシンボリックリンクを利用して持続的な不正アクセスを維持する手法が報告されています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Fortinetは、本脆弱性を修正したバージョンへの速やかなアップグレードを強く推奨しています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
脆弱性の修正バージョンへのアップグレードが困難な場合、以下の暫定回避策を適用することで影響を軽減できます。
参照したサイト
他に解説すべき観点