CVE-2024-1212 の詳細
CVEの情報
説明:
Unauthenticated remote attackers can access the system through the LoadMaster management interface, enabling arbitrary system command execution.
CVE更新日: 2024-02-21 18:15:50.417000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 10.0
KEVの情報
KEV更新日: 2024-11-18
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.953880000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2024-1212に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
Progress Kemp LoadMaster ロードバランサーの管理者ウェブインターフェースに、認証されていないコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2024-1212)が発見されました。これにより、攻撃者は認証なしに任意のコマンドを実行できるようになります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はLoadMaster上でコマンドを実行できるようになり、デフォルトの管理者ユーザー「bal」からrootへの特権昇格を通じて、デバイスを完全に制御できる可能性があります。これにより、ロードバランシング設定の制御喪失、機密データの漏洩、または企業ネットワークへのさらなる侵入につながる可能性があります。
1.2 深刻度
CVE-2024-1212は、深刻度が「緊急 (Critical)」または「高 (High-severity)」に分類されています。CVSSv3.1の基本スコアは10.0(緊急)です。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも追加されており、実際に悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、Progress Kemp LoadMasterアプライアンスの特定のバージョンに影響を与えます。具体的には、バージョン 7.2.48.10、7.2.54.8、7.2.59.2より前のバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
Kemp LoadMasterアプライアンスの管理者ウェブインターフェースにおけるユーザー入力の不適切な検証が原因です。アプリケーションがユーザー入力をシェルコマンドとして直接実行する関数に渡すため、脆弱性が生じます。
3. 影響を受けた時の兆候
現時点では、特定の侵害の兆候(IoC)は詳細に説明されていません。しかし、以下の活動をシステムログで監視することが推奨されます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
セキュリティパッチを直ちに適用し、Kemp LoadMasterを以下のバージョン以降にアップグレードしてください。
ベンダーのセキュリティアドバイザリを参照し、展開に適した最小パッチバージョンを確認することが重要です。 アップデートの際には、メンテナンス期間を設け、LoadMasterの設定を完全にバックアップしてください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
パッチ適用がすぐにできない場合の暫定的な緩和策として、以下の実施が推奨されます。
他に解説すべき観点
参照したサイト