CVE-2024-11120 の詳細
CVEの情報
説明:
Certain EOL GeoVision devices have an OS Command Injection vulnerability. Unauthenticated remote attackers can exploit this vulnerability to inject and execute arbitrary system commands on the device. Moreover, this vulnerability has already been exploited by attackers, and we have received related reports.
CVE更新日: 2024-11-15 02:15:17.757000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2025-05-07
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.283860000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2024-11120に関する脆弱性調査結果を以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2024-11120は、GeoVision社製の一部のEnd-of-Life (EOL) デバイスに存在する、認証不要なOSコマンドインジェクションの脆弱性です。この脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、影響を受けるデバイス上で任意のシステムコマンドを注入および実行することが可能になります。この脆弱性は、ユーザーが提供した入力がシステムシェルコマンドに渡される前に適切にサニタイズされないことに起因します。この脆弱性は、CWE-78(OSコマンドインジェクションの不適切な無害化)として分類されています。
1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、攻撃者は以下のことが可能になります。 * デバイスの完全な乗っ取りとリモート制御。 * マルウェア(例: MiraiベースのボットネットやLZRDマルウェア)のインストール。 * ネットワーク内での横方向の移動。 * データの持ち出し、システム操作、サービス運用妨害(DoS)。
1.2 深刻度 * CVSS v3.1 ベーススコア: 9.8 (緊急 - Critical) と評価されています。 * アタックベクタ (AV): ネットワーク (N) * アタックコンプレキシティ (AC): 低 (L) * 必要な特権 (PR): 不要 (N) * ユーザーインタラクション (UI): 不要 (N) * スコープ (S): 変更なし (U) * 機密性への影響 (C): 高 (H) * 完全性への影響 (I): 高 (H) * 可用性への影響 (A): 高 (H) * CISA Known Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログ: この脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに2025年5月7日に追加されており、実世界での悪用が確認されています。 * EPSS (Exploit Prediction Scoring System): 28.386% (98パーセンタイル) と報告されており、今後30日以内にこの脆弱性が悪用される確率が高いことを示しています。
2. 対象となる環境
この脆弱性は、GeoVision社の特定のEOL (End-of-Life) IoT監視デバイスに影響を与えます。
2.1 影響を受けるOSバージョン 直接的な「OSバージョン」というよりは、GeoVisionデバイスのファームウェアに影響があります。影響を受けるデバイスは以下の通りです。 * GV-VS12ファームウェア * GV-VS11ファームウェア * GV-DSP_LPR_V3ファームウェア * GVLX 4 V2ファームウェア * GVLX 4 V3ファームウェア
2.2 影響を受ける設定 この脆弱性は、ユーザーが提供した入力(特に
/DateSetting.cgiエンドポイントのszSrvIpAddrパラメータを介した入力)がシステムシェルコマンドに渡される前に適切にサニタイズされないことに起因します。特定のセキュリティ設定の有無に関わらず、脆弱なファームウェアが動作しているデバイスが影響を受けます。3. 影響を受けた時の兆候
4. 推奨対策
影響を受けるデバイスはすでにEOL(サポート終了)であるため、GeoVision社から公式なセキュリティパッチやアップデートは提供されていません。
4.1 本対策 * 脆弱なデバイスの交換: 影響を受けるシステムを、サポートされている代替製品に直ちに交換することが強く推奨されます。 * 製品利用の中止: 脆弱な製品の利用を中止してください。
4.2 暫定回避策(緩和策) * ネットワークセグメンテーション: 影響を受けるGeoVisionデバイスへのアクセスを制限するために、ネットワークセグメンテーションを実施し、インターネットからの直接アクセスを遮断してください。 * ネットワーク侵入検知/防御システム (NIDS/NIPS) の導入: 悪用試行を監視し、検知・防御するためにNIDS/NIPSを展開してください。 * デバイスの無効化または隔離: セグメンテーションが不可能な場合は、デバイスを無効にするか、ネットワークから隔離することを検討してください。 * 監視の強化: アクティブな悪用や侵害の兆候がないか、継続的に監視してください。 * 悪意のあるエンドポイントのブロック: 既知のC2 IPアドレスや、マルウェアがダウンロードされるURL(例:
hiddenbin/boatnet.arm7)をネットワークレベルでブロックしてください。その他に解説すべき観点
参照したサイト