CVE-2023-7101 の詳細
CVEの情報
説明:
Spreadsheet::ParseExcel version 0.65 is a Perl module used for parsing Excel files. Spreadsheet::ParseExcel is vulnerable to an arbitrary code execution (ACE) vulnerability due to passing unvalidated input from a file into a string-type “eval”. Specifically, the issue stems from the evaluation of Number format strings (not to be confused with printf-style format strings) within the Excel parsing logic.
CVE更新日: 2023-12-24 22:15:07.983000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-01-02
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.191060000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-7101について以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 概要 CVE-2023-7101は、Excelファイルを解析するためのPerlモジュールである
Spreadsheet::ParseExcelバージョン0.65以前に存在する、任意のコード実行(ACE: Arbitrary Code Execution)またはリモートコード実行(RCE: Remote Code Execution)の脆弱性です。この脆弱性は、Excelファイル内のNumber format文字列から渡される検証されていない入力が、文字列型evalステートメントに直接渡されることによって発生します。具体的には、Spreadsheet/ParseExcel/Utility.pmモジュール内の、Excelの数値書式文字列における条件付き書式設定の処理ロジックに問題があります。1.2 影響 攻撃者は巧妙に細工されたExcelファイルを処理させることで、任意のPerlコードを注入および実行できます。これにより、バックエンドシステムがリモートからコード実行される可能性があります。この脆弱性は、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV: Known Exploited Vulnerabilities)カタログに登録されており、実環境での積極的な悪用が確認されています。特に、Barracuda Email Security Gateway (ESG) アプライアンスがこの脆弱性を悪用され、UNC4841という脅威アクターによって「SeaSpy」や「Saltwater」といったマルウェアが展開された事例があります。
1.3 深刻度 NVD(National Vulnerability Database)におけるCVSS v3の基本スコアは7.8(High)と評価されています。CISA KEVカタログへの登録は、この脆弱性が活発に悪用されていることを示しており、緊急性の高い対応が求められます。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性自体はPerlモジュールに存在しますが、以下のOSディストリビューションが、脆弱なモジュールを含むとして影響を受ける製品として挙げられています。 * Debian Linux 10.0 * Fedora 38 および 39 * SUSEもこのCVEを追跡しています。
2.2 影響を受ける設定
Spreadsheet::ParseExcelモジュールバージョン0.65以前を使用している、Excelファイルを解析するあらゆるアプリケーションやシステムが影響を受けます。 具体的に影響を受ける製品の例としては、以下が挙げられます。 * Barracuda Email Security Gateway (ESG) バージョン 5.1.3.001 から 9.2.1.001 まで3. 影響を受けた時の兆候
影響を受けた際の直接的な兆候は、攻撃者が任意のコードを実行できるという性質上、多岐にわたる可能性があります。Barracuda ESGの事例では、UNC4841によって「SeaSpy」や「Saltwater」といったマルウェアが展開されています。 一般的には、以下のような兆候が考えられますが、特定の兆候はシステムや攻撃の種類によって異なります。 * システム上での予期しないコード実行 * 不審なネットワーク通信 * マルウェアの存在 * ログにおける異常な活動
4. 推奨対策
4.1 本対策 脆弱性を修正した
Spreadsheet::ParseExcelバージョン0.66以降に直ちにアップデートしてください。4.2 暫定回避策(緩和策) * Perlアプリケーションの監査:
Spreadsheet::ParseExcelに依存するすべてのPerlアプリケーションやスクリプトを監査し、脆弱なモジュールを使用していないか確認してください。 * ベンダー固有の対策: 共通のオープンソースコンポーネントに影響する脆弱性であるため、特定の製品を使用している場合は、そのベンダーからのパッチ適用状況に関する情報を確認し、指示に従ってください。 * Barracuda ESG: 開発者によると、セキュリティ更新プログラムは自動的に適用されるとのことです。 * Control-M:ParseExcel.pmおよびUtility.pmファイルは、Control-Mコンポーネントでは使用されていないため、記載されているすべてのパスから安全に削除できるとされています。他に解説すべき観点
参照したサイト