CVE-2023-44221 の詳細
CVEの情報
説明:
Improper neutralization of special elements in the SMA100 SSL-VPN management interface allows a remote authenticated attacker with administrative privilege to inject arbitrary commands as a 'nobody' user, potentially leading to OS Command Injection Vulnerability.
CVE更新日: 2023-12-05 21:15:07.150000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.2
KEVの情報
KEV更新日: 2025-05-01
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.762500000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-44221に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
SonicWall SMA100 SSL-VPN管理インターフェースにおける特殊要素の不適切な無効化により、管理権限を持つリモートの認証済み攻撃者が「nobody」ユーザーとして任意のコマンドを挿入し、OSコマンドインジェクションの脆弱性につながる可能性があります。この脆弱性が悪用されると、アプライアンス上でOSコマンドを実行される恐れがあります。
特に、Apache HTTP Serverのパストラバーサルの脆弱性であるCVE-2024-38475と組み合わせて悪用された場合、セッションハイジャックを通じて管理者セッションを奪取し、その後CVE-2023-44221を利用して標的のデバイス上でリモートコード実行(RCE)が可能となることが確認されています。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「高」と評価されています。 * CVSS v3.1 ベーススコア: 7.2 * CVSS v2 ベーススコア: 8.3 * CVSS v3.1 ベクター: AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H (ネットワーク経由、攻撃条件の複雑さ:低、必要な特権レベル:高、ユーザー関与レベル:不要、スコープ:変更なし、機密性・完全性・可用性への影響:高)
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のSonicWall SMA 100シリーズのファームウェアバージョンが影響を受けます。 * SMA 100 Series 10.2.1.9-57sv およびそれ以前のバージョン * 影響を受ける製品には、SMA 200、210、400、410、500vが含まれます。
2.2 影響を受ける設定
SMA100 SSL-VPN管理インターフェースにおける特殊要素の不適切な無効化が脆弱性の原因です。 この脆弱性を直接悪用するには、管理者権限が必要です。 しかし、CVE-2024-38475(Apache HTTP Serverの認証前任意ファイル読み取り)と組み合わされることで、認証をバイパスし、管理者セッションを乗っ取ることが可能になり、その後にCVE-2023-44221が悪用されるケースが報告されています。
3. 影響を受けた時の兆候
SonicWallおよび信頼できるセキュリティパートナーは、CVE-2023-44221が実環境で悪用されている可能性があると判断しています。 * SonicWall PSIRTは、顧客に対し、SMAデバイスに不正なログインがないか確認することを推奨しています。 * JPCERT/CCも、影響を受ける可能性がある製品を使用している場合は、機器が侵害されていないかどうかの調査を検討するよう呼びかけています。 具体的なログの兆候については明記されていませんが、管理インターフェースへの不正なアクセスや、通常とは異なるコマンド実行の痕跡がないか監視することが重要です。
4. 推奨対策
4.1 本対策
SonicWallのアドバイザリの情報を参考に、本脆弱性を修正する最新のアップデートを適用してください。 * CVE-2023-44221の修正: SMA100デバイスは、ファームウェアバージョン 10.2.1.10-62sv またはそれ以降の最新リリースバージョンにアップデートすることで、CVE-2023-44221の悪用に対して脆弱ではなくなります。 * 複合的な攻撃への対策: CVE-2024-38475との複合攻撃を含め、完全に脆弱性から保護されるためには、ファームウェアバージョン 10.2.1.14-75sv およびそれ以降へのアップデートが推奨されています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト