CVE-2023-43770 の詳細
CVEの情報
説明:
Roundcube before 1.4.14, 1.5.x before 1.5.4, and 1.6.x before 1.6.3 allows XSS via text/plain e-mail messages with crafted links because of program/lib/Roundcube/rcube_string_replacer.php behavior.
CVE更新日: 2023-09-22 06:15:10.090000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 6.1
KEVの情報
KEV更新日: 2024-02-12
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.636600000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: medium
Automatable: False
CVE-2023-43770に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-43770は、広く利用されているオープンソースのウェブメールクライアントであるRoundcube Webmailに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性です。この脆弱性は、
program/lib/Roundcube/rcube_string_replacer.phpコンポーネントが、プレーンテキスト形式のメールメッセージ内のリンク参照を不適切に処理することに起因します。攻撃者は、細工されたリンクをプレーンテキストメールに含めることで、被害者のブラウザセッションのコンテキストで任意のJavaScriptコードを実行することが可能です。1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者はセッションクッキーや認証情報を窃取したり、認証されたユーザーになりすまして操作を実行したりする可能性があります。 この脆弱性は、メールのレンダリングパイプラインを標的とするため、ユーザーが悪意のあるメールを閲覧するだけで侵害される危険性があります。 CISA(米サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)は、この脆弱性が活発に悪用されていることを確認し、既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加しています。
1.2 深刻度
CVE-2023-43770のCVSS 3.1スコアは6.1(中程度)です。 しかし、CISAのKEVカタログに掲載されており、実際の攻撃での悪用が確認されていることから、その危険性は高いと評価されています。 EPSS(Exploit Prediction Scoring System)の悪用確率は58%から63.7%と報告されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンに依存するものではなく、Roundcube Webmailアプリケーション自体に影響を与えます。
2.2 影響を受ける設定
以下のRoundcube Webmailのバージョンが影響を受けます。
脆弱性は特に、
program/lib/Roundcube/rcube_string_replacer.phpコンポーネントにおけるプレーンテキスト形式のメールメッセージ内のリンク参照の不適切な処理に関連しています。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された際の特定の技術的な兆候(ログエントリなど)は明示されていませんが、一般的にXSS攻撃を受けた場合には以下のような兆候が考えられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Roundcube Webmailを以下のパッチ適用済みバージョンにアップグレードすることが強く推奨されます。
これらのバージョン以降にアップグレードすることで、脆弱性は修正されます。 CISAは、連邦政府機関に対し、2024年3月4日までにこの脆弱性への対策を完了するよう義務付けていました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
検索結果からは、特段の暫定的な回避策は明確に示されていません。ベンダーの指示に従ってパッチを適用するか、 mitigationsが利用できない場合は製品の使用を中止するよう求められています。 ただし、
rcube_string_replacer.phpファイルを手動でパッチ適用することも可能であるという言及がありますが、最も推奨されるのは完全なRoundcubeの更新を行うことです。その他解説すべき観点
参照したサイト