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CVE-2023-41763 の詳細

CVEの情報

説明:
Skype for Business Elevation of Privilege Vulnerability

CVE更新日: 2023-10-10 18:15:18.150000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.3

KEVの情報

KEV更新日: 2023-10-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.905470000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: medium

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-41763は、Microsoft Skype for Business Serverに存在する特権昇格の脆弱性です。以下に詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-41763は、Microsoft Skype for Business Serverにおける権限昇格の脆弱性です。この脆弱性はServer-Side Request Forgery (SSRF) (CWE-918) に分類され、認証されていない攻撃者がSkype for Business Serverを悪用して内部ネットワークリソースにリクエストを発行し、機密情報を漏洩させる可能性があります。この脆弱性は活発に悪用されていることが確認されており、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに掲載されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はSkype for Business Serverをプロキシとして利用し、通常は外部からアクセスできない内部リソースにアクセスできます。これにより、内部ネットワークのIPアドレスやオープンポート、機密性の高い設定データや認証情報などの機密情報が漏洩する可能性があります。場合によっては、公開された機密情報が内部ネットワークへのアクセスを許す可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本スコア: 5.3 (MEDIUM)
  • CVSS v3.1 ベクター: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N
    • AV:N (Attack Vector: Network): ネットワーク経由で悪用可能
    • AC:L (Attack Complexity: Low): 攻撃の複雑さは低い
    • PR:N (Privileges Required: None): 認証は不要
    • UI:N (User Interaction: None): ユーザーの操作は不要
    • S:U (Scope: Unchanged): 脆弱性の影響範囲は変わらない
    • C:L (Confidentiality Impact: Low): 機密性への影響は低いが、情報漏洩が発生する
    • I:N (Integrity Impact: None): 完全性への影響はない
    • A:N (Availability Impact: None): 可用性への影響はない
  • EPSS Probability: 12.67% または 90.4% (※参照元により値に大きな開きがありますが、CISAのKEVカタログに掲載されていることから、積極的に悪用されている脆弱性であると認識されています。)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンではなく、Microsoft Skype for Business Serverの特定のバージョンが影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

  • Microsoft Skype for Business Server 2015: Cumulative Update 13 (CU13) およびそれ以前のバージョン (具体的には 6.0.9319.869 未満)
  • Microsoft Skype for Business Server 2019: Cumulative Update 7 (CU7) およびそれ以前のバージョン (具体的には 7.0.246.530 未満)

3. 影響を受けた時の兆候

  • Skype for Business Serverから内部IP範囲またはクラウドメタデータエンドポイントへの異常なHTTP/HTTPSリクエスト。
  • 予期しない内部リソースまたはサービスへのリクエストを示すログエントリ。
  • Skype for Business Serverから通常通信しない内部アドレスへのネットワークトラフィック。
  • サーバーからの169.254.169.254(クラウドメタデータサービス)への接続の失敗または成功。
  • Skype for Business Serverのログにおける内部リソースをターゲットとした異常なHTTPリクエストパターン。
  • Skype for Business Serverが予期せず内部サービスに到達しようとするのを検出するためのネットワークセグメンテーション監視。
  • 侵入検知システム(IDS)によるSSRF攻撃パターンの特定。
  • Webアプリケーションファイアウォール(WAF)のログにおける内部IPアドレスまたはlocalhost参照を含むリクエスト。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Microsoftから提供されているセキュリティアップデートを直ちに適用してください。この脆弱性は積極的に悪用されています。
  • お使いのSkype for Business Serverのバージョンに応じた適切な累積アップデートを適用してください。
  • パッチ情報とダウンロードリンクは、Microsoft Security Update Guideで入手できます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • サーバーが機密性の高い内部リソースにアクセスする能力を制限するために、ネットワークセグメンテーションを実装してください。
  • Skype for Business Serverからのアウトバウンド接続を制限するファイアウォールルールを追加することを検討してください。

他に解説すべき観点

  • CISA KEVカタログ: この脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、米国の連邦政府機関に対して2023年10月31日までの修正期限が設定されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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