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CVE-2023-41064 の詳細

CVEの情報

説明:
A buffer overflow issue was addressed with improved memory handling. This issue is fixed in iOS 16.6.1 and iPadOS 16.6.1, macOS Monterey 12.6.9, macOS Ventura 13.5.2, iOS 15.7.9 and iPadOS 15.7.9, macOS Big Sur 11.7.10. Processing a maliciously crafted image may lead to arbitrary code execution. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.

CVE更新日: 2023-09-07 18:15:07.727000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-09-11

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.534030000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-41064に関する脆弱性調査結果を以下にまとめます。

CVE-2023-41064の解説

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-41064は、AppleのImageIOフレームワークに存在するバッファオーバーフローの脆弱性です。細工された画像を処理する際に、メモリの不適切な処理により、バッファの境界を超えてデータが書き込まれる可能性があります。このメモリ破損を利用して、攻撃者は任意のコードを実行できる可能性があります。Appleはこの脆弱性が積極的に悪用されたという報告を認識しています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります。 この脆弱性は、ゼロクリックエクスプロイトチェーン「BLASTPASS」の一部として、NSOグループのPegasusスパイウェアをiPhoneに展開するために悪用されたと報告されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1スコア: 7.8 (High)
    • 攻撃元区分 (AV): ローカル (L)
    • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低 (L)
    • 必要な特権レベル (PR): 不要 (N)
    • ユーザー関与 (UI): 必要 (R)
    • 影響の想定範囲 (S): 変更なし (U)
    • 機密性への影響 (C): 高 (H)
    • 完全性への影響 (I): 高 (H)
    • 可用性への影響 (A): 高 (H)
  • CISAの既知の悪用されている脆弱性カタログ(KEV)に追加されており、積極的に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、Appleの以下のOSおよびバージョンに影響を与えます。

  • iOS:
    • 16.6.1より前のバージョン
    • 15.7.9より前のバージョン
    • 具体的には、iPhone 8以降、iPad Pro(全モデル)、iPad Air 第3世代以降、iPad 第5世代以降、iPad mini 第5世代以降が影響を受けます。
  • iPadOS:
    • 16.6.1より前のバージョン
    • 15.7.9より前のバージョン
    • 具体的には、iPad Pro(全モデル)、iPad Air 第3世代以降、iPad 第5世代以降、iPad mini 第5世代以降が影響を受けます。
  • macOS:
    • macOS Ventura 13.5.2より前のバージョン
    • macOS Monterey 12.6.9より前のバージョン
    • macOS Big Sur 11.7.10より前のバージョン
  • watchOS: 直接的なCVE-2023-41064の対象としては言及されていないものの、関連するCVE-2023-41061と共に、watchOSも影響を受ける製品として言及されており、まとめてアップデートが推奨されています。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、特定の構成に限定されず、悪意を持って作成された画像を処理する際に発生します。ユーザーの操作(悪意のある画像ファイルを開く、または処理する)が必要となります。 「BLASTPASS」エクスプロイトチェーンでは、iMessageを介して送信される悪意のある画像を含むPassKit添付ファイルが利用されました。

3. 影響を受けた時の兆候

CVE-2023-41064が悪用された際の具体的な兆候については、詳細な情報は見つかりませんでした。「BLASTPASS」エクスプロイトチェーンの一部としてNSO GroupのPegasusスパイウェアが展開されたことが報告されており、スパイウェア感染の一般的な兆候(パフォーマンスの低下、予期しないバッテリー消費、不審なネットワーク活動など)が考えられます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Appleは、この脆弱性に対処するため、以下のバージョンで修正をリリースしています。影響を受けるすべてのAppleデバイスに対し、直ちに最新バージョンにアップデートすることが強く推奨されています。

  • iOS: 16.6.1および15.7.9
  • iPadOS: 16.6.1および15.7.9
  • macOS Ventura: 13.5.2
  • macOS Monterey: 12.6.9
  • macOS Big Sur: 11.7.10
  • watchOS: 9.6.2 (関連するCVE-2023-41061の修正も含む)

自動ソフトウェアアップデートを有効にすることも推奨されます(「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデートを有効にする」)。

4.2 暫定回避策(緩和策)

公式のパッチが適用できない場合の暫定的な回避策として、以下の点が挙げられます。

  • 「ロックダウンモード」の有効化: 自身が標的型攻撃の対象となる可能性が高いと考えるユーザーは、Appleデバイスの「ロックダウンモード」を有効にすることが推奨されます。 ロックダウンモードは、システムの機能を制限することで、攻撃対象領域を大幅に縮小します。
  • 不審な画像の開封・処理の回避: 信頼できないソースからの画像ファイルは開いたり処理したりしないように注意することが重要です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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