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CVE-2023-40044 の詳細

CVEの情報

説明:
In WS_FTP Server versions prior to 8.7.4 and 8.8.2, a pre-authenticated attacker could leverage a .NET deserialization vulnerability in the Ad Hoc Transfer module to execute remote commands on the underlying WS_FTP Server operating system.

CVE更新日: 2023-09-27 15:18:57.307000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 10.0

KEVの情報

KEV更新日: 2023-10-05

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.903550000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-40044の解説

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-40044は、Progress Software社のFTPサーバ製品「WS_FTP Server」のAd Hoc Transferモジュールに存在する、.NETデシリアライゼーションの脆弱性です。この脆弱性を悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者が、基盤となるWS_FTP ServerのOS上で任意のコードを実行する可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者はWS_FTP Serverを実行しているサーバー上で任意のコマンドを実行できるようになります。 これにより、機密データの窃取、システムの完全な制御、さらにはランサムウェアの展開など、深刻な被害が発生する可能性があります。 実際に、この脆弱性はランサムウェア攻撃で悪用されたことが確認されており、CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログにも追加されています。

1.2 深刻度

CVE-2023-40044は、CVSSv3スコアで「10.0」と評価されており、深刻度は「Critical(緊急)」です。 NISTはCVSSベーススコアを8.8としていますが、Progress Softwareは10.0と評価しています。これは、NISTが攻撃に必要な権限を「低」と判断しているのに対し、Progress SoftwareやRapid7の分析では認証が不要であるとされているためです。 Rapid7は、この脆弱性は認証なしで完全に悪用可能であるため、正しいスコアは9.8であると考えています。

2. 対象となる環境

この脆弱性は、Progress WS_FTP Server製品に影響を与えます。

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンに限定されるものではなく、WS_FTP Serverが稼働している基盤となるOSが影響を受けます。 影響を受けるWS_FTP Serverのバージョンは以下の通りです。

  • WS_FTP Server バージョン 8.7.4 より前のバージョン
  • WS_FTP Server バージョン 8.8.2 より前のバージョン

具体的には以下のバージョンが含まれます(Ad Hoc Transferモジュールが有効な場合):

  • 2022.0.1 (8.8.1)
  • 2022.0 (8.8.0)
  • 2020.0.0 (8.7.0)
  • 2020.0.1 (8.7.1)
  • 2020.0.2 (8.7.2)
  • 2020.0.3 (8.7.3)

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、WS_FTP Serverの「Ad Hoc Transferモジュール」が有効になっている場合に影響を受けます。 Ad Hoc Transferモジュールは、通常、標準インストールの一部としてインストールされます。 攻撃者は、WS_FTP WebサーバーとAd Hoc Transferアプリケーションにアクセスできる必要があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 不明。ただし、攻撃が成功した場合は、サーバー上で予期しないプロセスの実行、不審なファイルやランサムウェアの展開、外部への不審な通信などが発生する可能性があります。Rapid7は、プロセス実行チェーンが観測されたすべてのインスタンスで同じように見えることから、脆弱なWS_FTPサーバーが大量に悪用されている可能性を指摘しています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Progress Softwareは、この脆弱性を解決するためのセキュリティパッチをリリースしています。 以下のバージョンへのアップグレードが推奨されます。

  • WS_FTP Server 2020.0.4 (8.7.4)
  • WS_FTP Server 2022.0.2 (8.8.2)

Progress Softwareは、最新バージョンである8.8.2へのアップグレードを推奨しており、完全なインストーラーを使用してパッチ適用済みのリリースにアップグレードすることが唯一の修正方法であると述べています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

直ちにパッチを適用できない組織向けには、脆弱なWS_FTP ServerのAd Hoc Transferモジュールを無効化または削除することで、攻撃を防ぐことができます。 このモジュールは、標準インストールの一部としてインストールされますが、悪用を防ぐために削除または無効化することが可能です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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