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CVE-2023-38035 の詳細

CVEの情報

説明:
A security vulnerability in MICS Admin Portal in Ivanti MobileIron Sentry versions 9.18.0 and below, which may allow an attacker to bypass authentication controls on the administrative interface due to an insufficiently restrictive Apache HTTPD configuration.

CVE更新日: 2023-08-21 17:15:47.457000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-08-22

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999500000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-38035について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-38035は、Ivanti Sentry(旧MobileIron Sentry)の管理者インターフェースであるMICS Admin Portalに存在するAPI認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性は、Apache HTTPDの構成が不十分であることに起因し、認証されていない攻撃者が機密性の高いAPIにアクセスすることを可能にします。

Mnemonic社の研究者によって発見・報告され、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性カタログに追加されています。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者はIvanti Sentryの構成を変更したり、システムコマンドを実行したり、システム上にファイルを書き込んだりすることができます。 最終的には、悪意のある攻撃者がroot権限でOSコマンドを実行できるようになる可能性があります。 これにより、リモートからのコード実行(RCE)が可能になります。

1.2 深刻度

共通脆弱性評価システムCVSSv3.1のベーススコアは「9.8」であり、深刻度は「Critical(緊急)」と評価されています。 CVSS 3.1ベクトルは、AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:Hです。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンに限定される脆弱性ではなく、Ivanti Sentry製品に影響を与えます。

2.2 影響を受ける設定

  • Ivanti Sentry(旧MobileIron Sentry)のバージョン9.18およびそれ以前のバージョンが影響を受けます。これには、バージョン9.17、9.16、およびそれ以前のサポート対象外のバージョンも含まれます。
  • 特に、デフォルトでTCPポート8443で動作するMICS Admin Portal(System Manager Portal)に影響を与えます。
  • ポート8443をインターネットに公開していない顧客の場合、悪用のリスクは低いとされています。

3. 影響を受けた時の兆候

現時点では、明確なIoC(侵害の痕跡)は発見されていません。 しかし、以下の活動は懸念の原因となる可能性があります。

  • /services/*への認識されないHTTPリクエスト。
  • /var/log/tomcat2/内のアクセスログで、アクセスされたエンドポイントを確認する。
  • Webインターフェースのログで不審なアクティビティがないか確認する。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Ivantiが提供するRPMスクリプトを適用してください。各スクリプトは特定のバージョン向けにカスタマイズされています。
  • バージョン9.15以下のSentryを使用している場合は、まずバージョン9.16以上にアップグレードし、その後関連するRPMスクリプトを適用してください。
  • Ivanti Sentryをバージョン9.18.0より新しいバージョンにアップグレードしてください。
    • 具体的なRPMスクリプトは以下の通りです。
      • 9.18: install rpm url https://support.mobileiron.com/ivanti-updates/sentry-security-update-9.18.0-3.noarch.rpm
      • 9.17: install rpm url https://support.mobileiron.com/ivanti-updates/sentry-security-update-9.17.0-3.noarch.rpm
      • 9.16: install rpm url https://support.mobileiron.com/ivanti-updates/sentry-security-update-9.16.0-3.noarch.rpm

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • MICS Admin Portal(ポート8443)へのアクセスを内部管理ネットワークに制限し、インターネットに公開しないようにしてください。
  • 機密性の高いAPIエンドポイントに対して、強力な認証およびアクセス制御メカニズムを実装してください。

追加の観点

  • 本脆弱性には、概念実証(PoC)エクスプロイトが公開されています。
  • Shodanの調査によると、2023年8月25日時点で500台以上のSentryサーバーがポート8443をインターネットに公開していました。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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