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CVE-2023-36846 の詳細

CVEの情報

説明:
A Missing Authentication for Critical Function vulnerability in Juniper Networks Junos OS on SRX Series allows an unauthenticated, network-based attacker to cause limited impact to the file system integrity. With a specific request to user.php that doesn't require authentication an attacker is able to upload arbitrary files via J-Web, leading to a loss of integrity for a certain  part of the file system, which may allow chaining to other vulnerabilities. This issue affects Juniper Networks Junos OS on SRX Series: * All versions prior to 20.4R3-S8; * 21.1 versions 21.1R1 and later; * 21.2 versions prior to 21.2R3-S6; * 21.3 versions prior to 21.3R3-S5; * 21.4 versions prior to 21.4R3-S5; * 22.1 versions prior to 22.1R3-S3; * 22.2 versions prior to 22.2R3-S2; * 22.3 versions prior to 22.3R2-S2, 22.3R3; * 22.4 versions prior to 22.4R2-S1, 22.4R3.

CVE更新日: 2023-08-17 20:15:10.457000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 5.3

KEVの情報

KEV更新日: 2023-11-13

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.934730000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: medium

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-36846について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2023-36846は、Juniper Networks Junos OSのSRXシリーズおよびEXシリーズデバイスにおける「重要な機能に対する認証の欠如 (Missing Authentication for Critical Function)」の脆弱性です。認証されていないネットワークベースの攻撃者が、特定のPHPファイル (user.php) への特定のリクエストを介して、J-Web経由で任意のファイルをアップロードできる可能性があります。これにより、ファイルシステムの一部の整合性が失われ、他の脆弱性と組み合わされることで、より深刻な影響を及ぼす可能性があります。

1.1 影響

この脆弱性単体では、ファイルシステムの整合性に限定的な影響を与えます。しかし、CVE-2023-36844、CVE-2023-36845、CVE-2023-36847などの他のJunos OSの脆弱性と組み合わせることで、認証されていない攻撃者が標的デバイス上でリモートコード実行(RCE)を達成する可能性があります。 また、データ操作やサービス拒否につながる可能性も指摘されています。 2023年11月には、Juniper SIRTがこれらの脆弱性の悪用が成功したことを認識していると更新しており、CISAの既知の悪用された脆弱性カタログにも追加されています。

1.2 深刻度

CVE-2023-36846単体のCVSSv3.1ベーススコアは5.3(中程度)と評価されています。 しかし、複数の脆弱性(CVE-2023-36844、CVE-2023-36845、CVE-2023-36847)が連鎖的に悪用された場合、累積的なCVSSスコアは9.8(緊急)に達すると評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、Juniper Networks Junos OSが動作するSRXシリーズおよびEXシリーズデバイスに影響を与えます。J-Webインターフェースが有効になっている場合に影響を受けます。

影響を受けるJunos OSのバージョンは以下の通りです。

  • 20.4R3-S8より前のすべてのバージョン
  • 21.1R1以降の21.1バージョン
  • 21.2R3-S6より前の21.2バージョン
  • 21.3R3-S5より前の21.3バージョン
  • 21.4R3-S4(EXシリーズ)/ 21.4R3-S5(SRXシリーズ)より前の21.4バージョン
  • 22.1R3-S3(EXシリーズ)/ 22.1R3-S4より前の22.1バージョン
  • 22.2R3-S1(EXシリーズ)/ 22.2R3-S2より前の22.2バージョン
  • 22.3R2-S2、22.3R3(EXシリーズ)/ 22.3R3-S1より前の22.3バージョン
  • 22.4R2-S1、22.4R3より前の22.4バージョン
  • 23.2R1-S1、23.2R2より前の23.2バージョン

2.2 影響を受ける設定

J-Webインターフェースが有効になっている環境が影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

直接的な「兆候」として明確に記述された情報は見当たりませんでしたが、以下の事象が確認された場合は、侵害の可能性があります。

  • J-Webを介した予期しないファイルのアップロード。
  • デバイスからの異常なプロセス実行やネットワークアクティビティ。
  • ファイルシステムの一部で整合性の喪失。
  • CISAのカタログに記載されているように、この脆弱性は「既知の悪用された脆弱性」であるため、攻撃を受けている可能性を考慮する必要があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Juniper Networksが提供する、脆弱性を修正したJunos OSの最新バージョンにアップグレードしてください。

以下は修正済みのバージョンの一部です(最新情報についてはJuniper Networksのセキュリティアドバイザリを確認してください)。

  • EXシリーズおよびSRXシリーズ:
    • 20.4R3-S8以降のバージョン
    • 21.2R3-S6以降のバージョン
    • 21.3R3-S5以降のバージョン
    • 21.4R3-S4(EXシリーズ)/ 21.4R3-S5(SRXシリーズ)以降のバージョン
    • 22.1R3-S3(EXシリーズ)/ 22.1R3-S4以降のバージョン
    • 22.2R3-S1(EXシリーズ)/ 22.2R3-S2以降のバージョン
    • 22.3R2-S2、22.3R3(EXシリーズ)/ 22.3R3-S1以降のバージョン
    • 22.4R2-S1、22.4R3以降のバージョン
    • 23.2R1-S1、23.2R2以降のバージョン

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • J-Webインターフェースを無効にする。
  • J-Webへのアクセスを信頼できるホストのみに制限する。

他に解説すべき観点

  • CISAの既知の悪用された脆弱性(KEV)カタログへの登録: CVE-2023-36846は、米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用された脆弱性カタログに掲載されており、これはこの脆弱性が実際に攻撃で悪用されていることを意味します。このことから、早急な対策の適用が強く推奨されます。
  • 脆弱性の連鎖による深刻化: 本脆弱性は単体でも影響がありますが、特に他のJunos OSの脆弱性(CVE-2023-36844、CVE-2023-36845、CVE-2023-36847)と連鎖させることで、認証なしにリモートコード実行という最も深刻な結果に繋がりやすいため、関連する脆弱性も含めて対策を検討することが重要です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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