CVE-2023-36584 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows Mark of the Web Security Feature Bypass Vulnerability
CVE更新日: 2023-10-10 18:15:14.280000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 5.4
KEVの情報
KEV更新日: 2023-11-16
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.032510000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: medium
Automatable: False
CVE-2023-36584について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-36584は、Microsoft WindowsのMark-of-the-Web (MotW) セキュリティ機能のバイパスに関する脆弱性です。MotWは、インターネットからダウンロードされたファイルや信頼できないソースから受け取ったファイルに、NTFS代替データストリーム内のゾーン識別子を付与し、潜在的に危険なファイルを開こうとしたときにセキュリティ警告や制限をトリガーする重要なセキュリティメカニズムです。この脆弱性により、攻撃者はMotWのセキュリティ保護を迂回する細工されたファイルを作成し、マルウェアが警告なしに実行されることを可能にします。
1.1 影響
この脆弱性は、Windowsの多層防御セキュリティモデルを損ない、悪意のある実行ファイル、スクリプト、またはドキュメントが予期されるセキュリティ警告なしに実行されることを可能にします。特に、フィッシングやソーシャルエンジニアリング攻撃において危険であり、ユーザーがファイルが信頼できないソースから来たものであるという兆候を受け取らない可能性があります。この脆弱性は実際に悪用が確認されており、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに追加されています。
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Windowsオペレーティングシステムが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Windowsがインターネットからダウンロードされたファイルに「Mark of the Web」を適用する方法に関連しており、Zone.Identifier代替データストリームを使用してファイルをマークするメカニズムをバイパスします。特定の設定自体が脆弱になるというよりも、MotWのデフォルトの動作がバイパスされることによって影響が生じます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性の性質上、主な兆候は、潜在的に悪意のあるファイルを開いたときに、予期されるセキュリティ警告が表示されないことです。成功した場合、SmartScreenチェックや警告ダイアログなしに悪意のある実行ファイル、スクリプト、またはドキュメントが実行される可能性があります。間接的な兆候としては、マルウェア感染による一般的なシステム異常(不審なプロセス、予期しないネットワーク通信、システムパフォーマンスの低下など)が考えられます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
この特定のCVE-2023-36584に対する一時的な回避策は、パッチ適用とは別に明示的に言及されているものはありません。しかし、ベンダーの指示に従って緩和策を適用するか、緩和策が利用できない場合は製品の使用を中止するよう推奨されています。一般的なセキュリティ対策として、フィッシングやソーシャルエンジニアリング攻撃に対する注意喚起と従業員教育が重要です。
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