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CVE-2023-36424 の詳細

CVEの情報

説明:
Windows Common Log File System Driver Elevation of Privilege Vulnerability

CVE更新日: 2023-11-14 18:15:45.990000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2026-04-13

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.120870000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2023-36424は、Windows共通ログファイルシステム (CLFS) ドライバーにおける特権昇格の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

この脆弱性は、Windows共通ログファイルシステム (CLFS) ドライバーの境界外読み取り (Out-of-bounds Read) の欠陥 (CWE-125) に起因します。ローカルの認証された攻撃者が、細工されたログファイルやログ制御ブロックを処理する際に、割り当てられたバッファの範囲外のデータを読み取らせることで、カーネルメモリの内容を開示したり、その後の操作で使用されるカーネルの状態を破損させたりすることが可能です。これにより、最終的にSYSTEMレベルの特権を獲得し、ホストを完全に制御する可能性があります。ユーザーとの対話は必要ありません。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「高」と評価されています。CVSS v3.1基本評価基準スコアは7.8です (NVD値)。CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) は、この脆弱性を「既知の悪用されている脆弱性カタログ (Known Exploited Vulnerabilities Catalog)」に追加しており、実環境での悪用が確認されていることを示しています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性の影響を受けるのは、以下のMicrosoft Windowsのデスクトップおよびサーバープラットフォームです。

  • Microsoft Windows 10 (バージョン 1507, 1607, 1809, 21H2, 22H2)
  • Microsoft Windows 11 (バージョン 21H2, 22H2, 23H2)
  • Microsoft Windows Server 2008, 2012, 2012 R2, 2016, 2019, 2022, および 2022 23H2

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性はWindows共通ログファイルシステム (CLFS) ドライバーに存在し、これはWindows OSの標準的なコンポーネントです。CLFSドライバーはユーザー制御のAPIを通じて提供されるBase Log File (BLF) 構造体を解析し、このログ構造内の攻撃者が制御可能なフィールドにおける境界検証が不十分であることが根本原因です。したがって、影響を受けるOSバージョンを実行しているシステムであれば、CLFSドライバーが有効になっている限り脆弱性の影響を受けます。このドライバーを無効化するような特定のユーザーが設定可能な回避策は、通常の運用上は存在しません。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性は特権昇格であるため、直接的なユーザーが認識できる兆候は少ない可能性があります。しかし、技術的な兆候としては、標準的ではないユーザーモードプロセスから\Device\CLFSへの予期しないロードやハンドルオープンが挙げられます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftは2023年11月14日にこの脆弱性に対応するセキュリティ更新プログラムをリリースしています。影響を受ける全てのWindowsクライアントおよびサーバーSKUに、このセキュリティ更新プログラムを適用することが最も推奨される対策です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

主な対策はセキュリティ更新プログラムの適用です。一時的な回避策については、詳細な情報は提供されていませんが、Microsoftはパッチの適用を最優先事項としています。特に、マルチユーザーシステム、ターミナルサーバー、および信頼できないローカルコード実行にさらされる可能性のあるホストでのパッチ適用を優先することが推奨されます。

参照したサイト

NVDサイト

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