CVE-2023-32046 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows MSHTML Platform Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2023-07-11 18:15:13.313000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-07-11
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.100490000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-32046は、Microsoft WindowsのMSHTMLプラットフォームにおける特権の昇格の脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、攻撃者は影響を受けるシステム上で特権を昇格させることが可能になります。MSHTMLプラットフォームはInternet Explorerのレンダリングエンジンであり、さまざまなWindowsアプリケーションがHTMLコンテンツのレンダリングに利用しています。攻撃はローカルアクセスとユーザーの操作を必要とし、通常、ソーシャルエンジニアリングの手法を通じて、被害者に悪意のあるドキュメントを開かせたり、侵害されたウェブサイトを訪問させたりすることで行われます。
1.2 深刻度
CVSS v3.1スコアは7.8で、「High(高)」と評価されています。 CVSSベクトルは
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:Hです。 この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されており、実際に悪用が確認されています。2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。 * Microsoft Windows 10 (バージョン 1507, 1607, 1809, 21H2, 22H2) * Microsoft Windows 11 (バージョン 21H2, 22H2) * Microsoft Windows Server 2008 (SP2およびR2 SP1) * Microsoft Windows Server 2012およびR2 * Microsoft Windows Server 2016 * Microsoft Windows Server 2019 * Microsoft Windows Server 2022 * すべてのサポート対象バージョンのMicrosoft Windows
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Windows MSHTMLプラットフォームのコンポーネントに存在するため、特定の「設定」によって脆弱性が軽減または誘発されるものではありません。ユーザーが特別に細工されたコンテンツを操作することが攻撃の前提となります。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性に関する具体的な侵害の兆候(IoC)は明確には記載されていません。攻撃はユーザーが特別に細工されたコンテンツと対話することで特権の昇格を可能にするため、システムへの予期せぬ高権限アクセスなどが兆候となり得ます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftが2023年7月の月例パッチ(Patch Tuesday)の一部としてリリースしたセキュリティ更新プログラムを適用してください。 本脆弱性は既に実際の攻撃で悪用が確認されているため、組織は該当するWindowsバージョン向けの適切な累積更新プログラムを直ちに適用し、緊急性の高い優先事項としてパッチ適用を行うべきです。 詳細なパッチ情報とダウンロードリンクは、Microsoft Security Update Guideで確認できます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
CVE-2023-32046に対する特定の暫定回避策は、公開されている情報からは明確に記載されていません。この脆弱性に対しては、速やかなパッチの適用が最も推奨される対策です。
その他に解説すべき観点
参照したサイト