CVE-2023-29336 の詳細
CVEの情報
説明:
Win32k Elevation of Privilege Vulnerability
CVE更新日: 2023-05-09 18:15:13.840000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-05-09
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.411850000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-29336に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-29336は、Microsoft WindowsオペレーティングシステムのWin32kカーネルモードドライバーに存在する特権昇格の脆弱性です。 この脆弱性は、Win32kコンポーネントが特定のウィンドウ操作中にカーネルオブジェクトのメモリを不適切に管理することに起因するUse-After-Free (CWE-416)として分類されます。 攻撃者は、解放され、その後再割り当てされたメモリを操作することで、カーネルレベルの権限で任意のコードを実行する可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、ローカルの低権限の攻撃者は、SYSTEMレベルの特権に昇格し、影響を受けるマシンを完全に制御できる可能性があります。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに記載されており、実際に悪用が確認されています。
1.2 深刻度
共通脆弱性評価システム(CVSS)のスコアは7.8であり、「重要(High)」と評価されています。 SentinelOneはこの脆弱性を「重大(Critical)」と表現しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
複数のMicrosoft Windowsオペレーティングシステムが影響を受けます。 具体的には、Windows 10 バージョン 1507 が影響を受けることが明記されています。 また、Windows Server 2016で概念実証(PoC)が機能することが確認されています。 なお、Windows 11では悪用されていないと報告されています。
2.2 影響を受ける設定
特定の「影響を受ける設定」に関する情報は提供されていません。Win32kカーネルモードドライバーに存在する脆弱性であるため、Win32kコンポーネントが有効なWindows環境が対象となります。
3. 影響を受けた時の兆候
直接的な「影響を受けた時の兆候」に関する情報は、検索結果には見当たりませんでした。特権昇格の脆弱性であるため、通常は他のマルウェアと組み合わせて利用され、その結果として発生するシステムへの不正なアクセスやマルウェアの拡散などが兆候となる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftは、この脆弱性に対してWindows Updateなどを通じて修正プログラムを配信しています。 ユーザーは、利用しているWindowsバージョンに対応する累積更新プログラムを確認し、迅速に適用することが強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
直接的な暫定回避策に関する情報は、検索結果には見当たりませんでした。
他に解説すべき観点
参照したサイト