CVE-2023-28434 の詳細
CVEの情報
説明:
Minio is a Multi-Cloud Object Storage framework. Prior to RELEASE.2023-03-20T20-16-18Z, an attacker can use crafted requests to bypass metadata bucket name checking and put an object into any bucket while processing `PostPolicyBucket`. To carry out this attack, the attacker requires credentials with `arn:aws:s3:::*` permission, as well as enabled Console API access. This issue has been patched in RELEASE.2023-03-20T20-16-18Z. As a workaround, enable browser API access and turn off `MINIO_BROWSER=off`.
CVE更新日: 2023-03-22 21:15:18.427000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-09-19
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.079170000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2023-28434に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2023-28434は、マルチクラウドオブジェクトストレージフレームワークであるMinIOにおける認証バイパスの脆弱性です。この脆弱性により、攻撃者はメタデータバケット名のチェックを回避し、
PostPolicyBucketの処理中に任意のバケットにオブジェクトを配置することが可能になります。1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、認証されたユーザーがワイルドカードS3権限を持つ場合、任意のバケットにオブジェクトを書き込むことができ、MinIOデプロイメント全体のデータ整合性が損なわれる可能性があります。 また、CVE-2023-28432と組み合わされた攻撃チェーンの一部として、攻撃者が不正なコード実行を行う可能性も指摘されています。その場合、攻撃者は管理者認証情報を取得し、
MIRROR_URLを指定した更新コマンドをトリガーしてMinIOクライアントをトロイの木馬化されたバージョンに置き換える可能性があります。1.2 深刻度 CVSSv3.1の評価は「CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H」です。
arn:aws:s3:::*権限を持つ認証情報)を必要とします。CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)は、この脆弱性が「悪用が確認された脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities)」カタログに掲載されており、実環境で活発に悪用されていると報告しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性はMinIOソフトウェア自体に存在するため、特定のOSバージョンではなく、MinIOのバージョンに依存します。 提供された情報では、特定のOSバージョンへの影響は明記されていません。
2.2 影響を受ける設定 以下の両方の条件を満たすMinIO環境が影響を受けます。
arn:aws:s3:::*権限を持つ認証情報が必要です。2023年9月20日の時点で、世界中で約30,000のMinIOインスタンスがこの脆弱性の影響を受ける可能性があるとされています。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性に関する具体的な直接的な「兆候」については、提供された検索結果には明記されていません。ただし、SentinelOneのブログ記事 およびAppCheckのセキュリティアドバイザリ には「Indicators of Compromise (IoCs)」への参照があり、Security JoesのGitHubリポジトリで詳細を確認できるとされています。
4. 推奨対策
4.1 本対策 * MinIOをバージョン RELEASE.2023-03-20T20-16-18Z以降に直ちにアップグレードしてください。 * 常に利用可能な最新バージョンへのアップグレードが推奨されます。 * すべてのIAMポリシーを見直し、不要なワイルドカードS3権限(
arn:aws:s3:::*)を削除してください。 * 不正なオブジェクトがないかバケットの内容を監査してください。4.2 暫定回避策(緩和策) * MinIO Console APIアクセスが操作に不要な場合は無効にしてください。 * ブラウザAPIアクセスを有効にし、
MINIO_BROWSER=offの設定を無効にしてください。 * 暫定的な緩和策の適用には注意が必要であり、脆弱性を完全に修復しない可能性や、必要な機能に影響を与える可能性があります。他に解説すべき観点
minio/cmd/generic-handlers.go内のsetRequestValidityHandler関数に存在し、PostPolicyBucketコンポーネントにおけるバケット名検証の不適切な処理に関連しています。参照したサイト: